いろいろな思い出が蘇る(「鳳凰伝/CRYSTAL TAKARAZUKA」千秋楽)
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
ということで、12月10日(日)に千秋楽を迎えた月組全国ツアー公演「鳳凰伝/CRYSTAL TAKARAZUKA」。
タカラヅカニュースで放送されたその模様を拝見致しました。
珠城りょうさん(たまきち)と愛希れいかさんコンビになってから初めての全ツ。
しかしたまきちくんはトップになる前に既にれいか様と「激情/Appasionado!!Ⅲ」で全ツの経験もあるという、
若くしてトップになっただけでなくすごい経験値だなと改めて痛み入っております。
「鳳凰伝」の初演はピエールの宝塚初観劇時のトップスター和央ようかさんと花總まりさん主演でしたが、
ちょうどピエールが最初に観た「傭兵ピエール/満点星大夜總会」の一つ前の大劇場公演で。
ということはもしピエールの宝塚デビューがあと半年ほど早かったらこの「鳳凰伝」で初観劇になっていたかも知れませんし、
もしそうだったらこのピエールはピエールではなく「カラフ」になっていたのかも知れない……、
「宝塚男子カラフのポンコツ日記」だったのかも知れない……。
とか思いながら一人で感慨に浸っておりました(どうでもいい)。
懐かしの「鳳凰伝」
ということでそんな「鳳凰伝」の千秋楽。
ピエールは今回の全ツは行けなかったのですが、
Twitterで見かける感想等を拝見するとかなり大好評だったようですね!
僕が当初想像していた以上に好評っぽいというのが正直な印象でして。
というのも、木村信司先生の作品ってネット上だとあまり好意的に受け入れられていないというか、
「王家に捧ぐ歌」を除くと結構ディスられてる作品が多かった印象があったもので……。
「鳳凰伝」の初演当時の反応はどうだったのかは、
当時はネットとかも今みたいに普及していなかったので分からなかったのですが。
いずれにしてもピエールにとっても特別な存在である和央さんと花ちゃんで初演された作品が、
今の宝塚ファンにも好意的に受け入れられたことは嬉しい限りでございました。
特に好評だったらしいのが(ピエールの周りの反応から見た印象ですが)、
タマルを演じた海乃美月さん。
この作品って結構身勝手でぶっ飛んだ人物が多いイメージなんですが、
その中でも数少ない「誰かのために生きている人」という印象のタマル。
そのタマルという役の魅力もさることながら、
それが海乃さんのキャラクターにもハマっていたのと、
さらに進化した歌唱力がまた絶賛されていたのかな~と感じました。
あとはれいか様のトゥーランドットも、改めて映像を見るとすごい迫力ですよね~。
初演の花總さんは宝塚史に残る伝説の娘役さんなので、
彼女と比較されたら大抵の場合は見劣りするとか「頑張ってたけど」という声が多くなってしまうと思うのですが、
映像で見る限りれいか様のトゥーランドットもすごい美しくて貫禄もあってさすがだな~と。
それからコンサートを除くとこれがまさかの最後の公演となった、
ティムール王を演じた箙かおるさん。
映像に映ったのはほんの少しでしたが、
そんな一瞬だけ見てもすごく緊迫感と迫力のあるお芝居をされる方だなと、
つくづく退団が惜しくなってしまいました(´;ω;`)
最後にもう一度大劇場公演に出演して欲しかった……。
あとは蓮つかささん(れんこん)も「All for One」の新人公演初主演の勢いそのままにゼリムという大役で大活躍だったようで。
にしてもゼリムって今回の千秋楽映像にもありましたが、
月城かなとさん演じるバラクに対して「はい!(⌒∇⌒)」って満面の笑みで返事した直後にいきなりどこからか矢が飛んできて殺されるっていう、
これかなり衝撃的な場面ですよね(笑)。
そしてバラクですが、やはり初演のときに話題になった水浸しの場面は全ツでは再現されなかったようで。
ちょっと残念ですが、水はしたたらなくてもイイ男の月城くんだからOKとしましょう!(自分でも何言ってるか分からない)
覚えてたり覚えてなかったりな「CRYSTAL TAKARAZUKA」
そしてショーの「CRYSTAL TAKARAZUKA」。
初演バージョンは宝塚離れから帰ってくるかどうかという狭間の時期だったので、
正直そんなに鮮明に記憶に残っていないところではあるのですが。
とりあえず輝月ゆうまさんが女装している場面で、
「消え失せろ~~!……聞~~ぃ~~ぃ~~けぇ~~北京の」と突然「鳳凰伝」の方の歌を歌い出したアドリブは把握しました(//∀//)(しかも超上手い)
さらにこれもアドリブで月城くんが福岡なら「はい、もつ!」みたいに各地の名産品の体でパンを渡すアドリブをしていたというくだりですが、
バラクの名台詞「生きろよ~!」と言いながらパンを渡していましたね(笑)。
それかられいか様のマリオネットの場面(「ドールオペラ」っていう場面だったかな?)。
これもホント名場面ですよね~。
初演の頃は、実はれいか様の顔もよく分かっていない状態だったのですが、
この場面の迫力は超すごかったことは鮮明に覚えております。
「しずくの場面」も懐かしいな~。
あとたしか初演でたまきちくんが銀橋で歌っていたソロの曲、
どうやら今回もたまきちくんがそのまま歌っていたのでしょうか?
初演を観たときは「珠城りょうっていう下級生がすごい推されてるらしい」っていううっすらした情報しか無かったのですが、
まだ新人公演学年ながら銀橋ソロを担うたまきちくんの姿にビックリしたのを思い出しました。
副組長になって帰ってきた綾月せりさん
そして終演後。
組長の憧花ゆりのさんから、千秋楽の地である千葉県のご当地出身者のご紹介。
「千葉県市川市に生まれて、宝塚入団17年目、副組長になって帰ってまいりました!」と紹介された綾月せりさん。
副組長になって地元に凱旋なんてすごいですね~( ;∀;)
市川と言えば我らが愛月ひかるさんも市川出身ですが、
いつかひかるちゃんもトップスターとして全ツで市川に凱旋する日が来たらいいな……とか考えてしまいました( ̄∀ ̄)
これ思ったの絶対ピエールだけじゃないはず……よーこ©さんとかも思ってるはず……(笑)。
最後はトップスターたまきちくんのご挨拶。
全国各地様々なところで公演してきた今回のツアーを振り返り、
「お越しくださるお客様の温かいご声援、そして、遠くまで追いかけて来てくださるファンの皆様の大きな愛に、私たちはたくさん元気を頂きました」
と感謝の思いを語っていました。
カーテンコールでは「ここからすぐ近くに夢の国がございますが、宝塚歌劇も夢の世界でございます!」と、
おそらく(というか間違いなく)同じ千葉県内にある東京ディズニーリゾートを意識したご挨拶もしていました。
さらには「専科の箙さんも含め、ここにいる出演者全員、一人の休演者もなく……」という定番の言葉もあったのですが、
このときはまだ箙さんの退団も発表されてなかったんですよね……(´;ω;`)
もしかしたらたまきちくんたちは既に聞いていたのかも知れませんが(分からないけれど)、
コンサートがあるとはいえ最後の公演での退団挨拶が聞けないというのもやっぱり淋しい……。
そして最後は恒例の月組ジャンプ。
「月組大ジャンプで締めたいと思います!」と言ってから、
「組長さん、よろしいでしょうか?」と何故かいったん許可を求める安全運転なたまきちくん(笑)。
今回の月組の別箱公演はこの全ツも暁千星さん主演のバウホール公演「Arkadia」も、
宇月颯さんらによる「MOON SKIP」も、そして美弥るりかさんのディナーショーとかもどれにも行けなかったので、
ピエールはかなり長いこと月組とご無沙汰してしまっている感覚ですが。
というか美弥ちゃんのディナーショーが遥か昔のことのように思えて、
美弥ちゃんが今どこで何をしているか非常に淋しく思いを馳せておりますよ( ;∀;)
(噂では宇月さんチームの公演に姿を現していた模様)
とりあえず次に月組を見られるのは次回の「カンパニー/BADDY」の東京公演になると思うのでまだしばらく先ですが、
美弥ちゃんの消息と共に月組の姿が見られるのを楽しみにお待ちしております(笑)ヾ(* ̄∀ ̄*)ノ
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