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「ほぼ」初めての日本物ショー(「白鷺の城/異人たちのルネサンス」)

こんばんは。

七咲ぴえるでございます。

ということで昨日10月5日(金)に初日の幕を明けました宙組大劇場公演「白鷺の城/異人たちのルネサンス」

さっそくタカラヅカニュースで放送されたその模様を拝見致しました。

真風涼帆さんと星風まどかさんコンビの2作目となる大劇場公演ですが、
初日の開演直前になって星風さんの部分休演が発表になり波乱の幕開けでしたね。

休演されてるのはフィナーレのデュエットダンスの場面のみではあるものの、
他の場面は出演しながらとなると回復も遅れてしまいそうですが、
かと言ってトップ娘役となるとそう簡単に全場面休演というわけにもいかないからジレンマですよね……。

怪我の詳細は存じ上げないのですが、
ピエール生まれてこの方あまり大きな怪我ってした記憶が無くて。

骨折とかも(少なくとも気付いてる範囲では)したことないのでどれくらい痛いのかとかも分からないんですよね。

子どもの頃はドッジボールとかする度に突き指するのは日常茶飯事でしたが、
そういえば大人になってから突き指すらしなくなったなぁ(まさかの再びドッジボールの話題)

でも突き指ですらこの世の終わりみたいに痛かった記憶があるので、
骨折とかしたらどんな痛みなのか、経験したこと無いからホントに怖い……。

なので度合いは分からないながらも怪我をした状態で舞台に立つなんて、
つくづくタカラジェンヌの根性って尊敬致します。

 

主要キャストの休演って昔から無かったわけではありませんが、
しかし最近やたら続いているのを見るとどうしても昔よりも負担が大きくなってるのでは、という気もしてしまいます。

少なくとも僕がファンになった15年前と比べても公演日程がすごく詰まって大劇場と東京の間の休演期間とかも短くなっていて、
少しでも各出演者の稼働率(さらに人間味の無い言い方をしてしまえばつまりはコスパ)を上げようとしているように感じますし……。

まして4組時代とかはそもそも東京で通年公演してなかったからもっとお休みもあったとか。

ファンを飽きさせないためには次から次へと露出させることも必要なのかも知れませんが、
そう考えるとファン側も少し辛抱強くならなきゃいけないのかなと思ったり。

怪我や病気はタカラジェンヌ生命にダイレクトに関わることですし、
たとえ顧客満足度を犠牲にしてでも生徒さんの体を第一にしてあげて欲しいな……とつくづく思います。

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「白鷺の城」

そんなこんなでまずは日本物ショー「白鷺の城」。

千年にわたって転生を繰り返す様を描いてるとのことなのでいろいろな時代が舞台になっているのかと思うのですが、
いきなり芹香斗亜さんの雅な姿が!!

「花の業平」のように桜の枝を持って銀橋を渡る姿が美しいですね~(*´ー`*)

舞台上にも同じように桜を持った男役・娘役が舞い踊っていて、
これS席で観たらすごい圧巻だろうな~……(相変わらずB席しか取れてない人)。

そして五芒星を切る陰陽師に扮した真風くん!

玉藻前の星風さんは妖狐との対峙がどのように描かれてるか楽しみですね~。

 

さらに愛月ひかるさんは落ちのびた貴族のように髪を下ろして、
美しくも何やら儚さを感じさせる出で立ち。

「美しき生涯」の新人公演の石田三成のときを思い起こさせます( *´艸`)

専科の松本悠里さんと夫婦役とのことですが、
何かによって妻と引き裂かれてしまった運命とかなんですかね~?

 

それからキツネ耳を付けた方々が舞い踊る姿も。

既にご覧になった方々からTwitterに流れて来た情報によると、
我らが華妃まいあさんの狐姿が超可愛いらしいので、
観劇の際はこのあたりの場面を探せばいいのかな……。

 

まーいあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!(・∀・)

 

まだ見つけてないけどとりあえずやっときました(⌒∇⌒)

日本物ショーってどうしても難しそうなイメージがありますが、
ところどころ台詞っぽいのもあったりしてストーリー性もある感じなので、
初めて日本物ショー観る人でもすんなり楽しめそうだな~という印象です!

「異人たちのルネサンス」

そしてお芝居は「異人たちのルネサンス」。

史実を絡めつつも宝塚オリジナル作品ということで、
初日はまだ観劇された皆さんの反応も探り探りという印象ではありますが。

でも個人的には大絶賛されてる海外ミュージカルよりも、
賛否の分かれるオリジナル作品の方が実際に観るまでワクワクしたりするんですよね~。

なので俄然楽しみになってきております( ̄∀ ̄)

芸術家たちの姿を描いた作品だからか髪形が皆さん個性的で。

真風くん演じるレオナルド・ダ・ヴィンチの金髪はもとより、
澄輝さやとさんのペルジーノの赤毛がすごい新鮮!

 

そしてとあちゃんのロレンツォ・デ・メディチ!

 

めっちゃ悪役っぽいじゃん!!

 

わたくしこういう歴史とかに疎いというか不勉強なもんで、
パトロンであるロレンツォってレオナルドの良き理解者というかなんというか、
芸術家を陰に陽向に支えてくれていた存在だと思ってたけどそんな単純なものではないのですね……( ;∀;)

(やっぱりさ、金出してくれる人が良い人とは限らないんだよね、むしろ金で人の人生を左右しようとしたりするんだから……)

星風カテリーナに対して、
「その美しさが他の男を喜ばせているのなら、私は容赦なくお前を傷付けるだろう」
なんてゲスの極みなことをおっしゃるロレンツォ。

でもその気持ちもちょっと分かりますよねぇ。

さすがに傷つけようとまでは思わないけど、
自分の好きな子が自分じゃなくて他の男と付き合い始めたりしたら、
いっそその子がブスだったら良かったのにとか思いますもの……(全然別次元の話)。

 

そしてそしてひかるちゃんのグイド司教のビジュアルもついに解禁!!

黒髪におヒゲも付けて見るからに悪い人!

しかし聖職者なのに罪深いほどの色気!

歌のソロもあるようで嬉しいです~( ;∀;)

 

それから稽古場映像にもあった「なぜ黙ってムラを出た?」の名場面もありましたね~!

「こっちだってできることならムラから出たくないよ!」
というピエールの返しが思いのほか好評を得たようで嬉しゅうございます( ̄∀ ̄)

 

フィナーレの映像は、星風さんが休演しているデュエダンの場面はさすがに無かったですね。

星風さんの負傷具合がどこをどのように怪我されているのか詳細は分からないのですが、
他の場面でも少なからず踊ったりはしているので、
動いてるのを見る度にちょっと心配になってしまう(;・∀・)

 

そしてそしてそしてパレード!

先日も書きましたが、お芝居が後ものの作品のパレードで、
それぞれの役の持ち歌で階段降りするのが大好きなのです( *´艸`)

さらに言うと衣装もその役の衣装、もしくはそれがベースとなってる方が好きなのですが、
今回は真風くん以外は皆さん劇中の衣装なのかなという印象で、
「こういうパレード好きー!(≧∀≦)」とこれまたテンション上がっております(//∀//)

 

終演後のご挨拶で真風くんが「宙組としては『ほぼ』初めての日本物のショー」と言っていたのが印象的でした。

宙組の本公演で日本物ショーをやったことは無かった気がするのですが、
香港公演での「夢幻宝寿頌」があったから「ほぼ」という表現なのかな?(違ってたらごめんなさい)

実は僕も今まで「宙組初の日本物ショー」と言っていいのか迷っていたので、
これからは真風くんの「ほぼ初めて」を踏襲させていただこうと思います(笑)。

そして大劇場での日本物ショーが初めてということは、
一本ものを除くと後もののフィナーレ付きのお芝居も宙組にとっては初めてということでしょうか?

 

…………。

 

……………………。

 

あ、今「エクスカリバー/シトラスの風」から「天は赤い河のほとり/シトラスの風-Sunrise-」まで、
過去の宙組大劇場公演を脳内で確認してました(⌒∇⌒)

歴代の宙組大劇場公演を全部順番通りに暗唱できるのも特技なの(⌒∇⌒)

一番長くて難関の和央ようかさんの時代がむしろ一番得意分野なのでね(⌒∇⌒)

そんな初物尽くしの宙組公演、初日からいきなりの休演者情報で不安も尽きませんが、
星風さんもどうか無理はなさらず、でもきっとご本人が一番悔しいでしょうし、
順調に回復してデュエダンにも復帰できることを祈っております。

ピエールが観られるのは年末になりそうだけど楽しみ~(*´ω`*)

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