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思ってたのとちょっと違いそうな「雪華抄/金色の砂漠」稽古場映像

こんばんは。

「クリスマスケーキのご予約いかがですか~?(#^O^#)」とチラシを配っているケーキ屋さんの女の子を見て、
後日このお店にケーキを買いに行ったらその女の子がレジにいて、
「あ!買いに来てくれたんですね~(#^^#)」と覚えていてくれて、
「実は、一人で食べる予定なんですけどね(^^;)」と言うと、
「え?実は……私もそうなんです(^^;)」とちょっと仲良くなって、
「じゃあ……良かったらいっしょに……」みたいなドラマみたいな展開の妄想を0.3秒ほど楽しんだ後で、
その子の左手の薬指にキラリと光る指輪に気付いて、
「んだよっ!」と思ってしまった包容力ゼロの34才、
宝塚男子ピエールです。

そんなこんなでいよいよ今週金曜日から始まる花組大劇場公演、
「雪華抄/金色の砂漠」の稽古場の模様がタカラヅカニュースで放送されました!

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久しぶりのオリジナル新作

今回の「金色の砂漠」は、
明日海りおさんがトップになってからの花組としては、
「カリスタの海に抱かれて」以来ようやく2作目の新作のお芝居。

何度も再演される名作を観るのも楽しいのですが、
やっぱりオリジナルの新作となるとワクワク感が違いますね~(≧∀≦)

そして今回はトップ娘役の花乃まりあさんの退団公演でもあります。

大劇場公演としては4作品と決して長い期間ではありませんでしたが、
最後の作品が素晴らしいものであればいいなと思いながら初日の幕が上がるのを待っております。

まずショーの「雪華抄」の方ですが、
超短い稽古場映像からはどんな作品かよく分かりませんでした(笑)(//∀//)

いや、これはピエールの教養の無さが全ていけないんだと思うんですけどね、
日本物のショーとか日舞とかって、
どうしてもどれも似たり寄ったりに見えてしまったり、
どういうのがどれだけすごいとかってよく分からないじゃないですか(^^;)

普段の洋物のショーだったら何かフィーリングで「わ~!(≧∀≦)」ってなれるんですが。

専科から特別出演の松本悠里さんの舞う姿さえ、
「よく分からないけど上手なんだろうな~」くらいしか分からず(^^;)

とは言えチョンパが大好きなピエールはどんなオープニングなのかとか楽しみですし、
何やかんや華やかな日本物ショーの世界も、
実際に劇場で美しい衣装を着てる花組の皆さんの姿を見たら、
何やかんや楽しんじゃうんじゃないかと思っております( ̄∀ ̄)

思ってたのと違うやりとりがなされる金色の砂漠

そしてお芝居の「金色の砂漠」。

いや~、花組は久しぶりの新作オリジナルのお芝居ですよ!

まず明日海さんがたぶん銀橋で歌うプロローグの後は、
柚香光さん演じるテオドロスが花乃ちゃんのタルハーミネと傍らの奴隷ギィを見ながら、
「あなたといつもいっしょとは、私はその奴隷に嫉妬しますよ」と。

奴隷に嫉妬するなんて、隣の芝生は青いにも程があるって感じですね(笑)。

続いて我らが「とあちゃん」、芹香斗亜さん演じる奴隷のジャーと、
同じく奴隷のプリーを演じる瀬戸かずやさん登場!

どうやら誰かにお出しするお茶か何かの飲み物にプリーはわざと指を突っ込んでやったらしく、
「不潔だろ~、指が入ってたら?いつもあんまり腹立つことばかり言うから復讐してるの!(`・ω・´)」と。

聞きました、皆さん?

瀬戸さんが「復讐してる!」って言いましたよ?

何ですかこのちょっと可愛い語尾は(笑)(//∀//)

そして一方のジャーは血気盛んなプリーとは違い、
非常に穏やかな性格の奴隷のようで。

「今夜は私たちの恋の話をしましょう(*´ー`*)」と、
とても静かな口調で語っています。

はい!ここでピエール思いました!

ジャーが思ってたキャラと違う!と!

ポスターのジャーがちょっとギラッとした表情に見えたので、
きっと自分を虐げる王族たちに復讐の機会を狙うダークな奴隷だと思っていたのです。

でもどうやらジャーはそういうのとは違う、
今の自分の状況を受け入れて喜ぶわけでも悲しむわけでもなく日々を過ごしている青年と言った感じで。

後の方で、自分が仕える第二王女のビルマーヤ(桜咲彩花さん)とその求婚者ゴラーズ(天真みちるさん)の前で、
弓矢で鳥を撃ち落とそうとして失敗する場面があるんですけどね。

ゴラーズが立ち去った後でビルマーヤがジャーに対して、
「さっき、わざと矢をそらした」って言うくだりがあるんです。

「本当に失敗したんです(^^;)」と苦笑いするジャーに、
「弓は得意だったじゃない、子供の頃から」と微笑むビルマーヤ。

たぶんゴラーズから「あの鳥を撃ち落として見せろ」と言われるけど、
鳥が可哀想だからわざと外してあげたっていう感じだと思うんですが。

心優しい奴隷のとあちゃん。

……何でしょう、悲劇的な物語にあってこの心優しいキャラクターは、
最後に絶対命を落とす的な悲しい結末を辿る予感がして仕方ありません……(´;ω;`)

しかしこちらの王女と奴隷コンビも、
何やら幼い頃からずっといっしょに育ったのか、
決して王女が奴隷を虐げているというのとは違う関係のようですね。

18×21=……??

そしてどうやら場面はギィたちの子ども時代に遡り。

高翔みず希さん演じる教師ナルギスがタルハーミネに算術を教える場面。

「18×21は?」と厳しい表情で王女タルハーミネに問いかけるナルギス。

王女が答えられないと、傍らにいたギィを鞭で強く叩いてしまいます。

「どうして私が間違えたらギィをぶつの!?」と怒る幼きタルハーミネ。

いや、もうごもっともな主張ですよね( ̄∀ ̄;)

しかも18×21なんて、電卓使わずに答えられるかよ!って感じです(笑)。

ちなみにここにもちょっと想像と違ってた部分が。

先日発表された新人公演の配役に、
本公演にはないギィとタルハーミネの幼少時代という役があったので、
新公オリジナルで幼少期の場面が追加されるのかとばかり思っていたのですが。

実際はどうやら本公演でも2人の子ども時代は描かれているようで。

本公演では明日海さんたちがそのまま演じる子ども時代を、
新公では別の方に演じさせるという理由が何なのか気になりますね~( ̄∀ ̄)

 

さらには、ギィとタルハーミネはお互いにプライドが高くて、
想いを抱きつつもいがみ合うような関係なのかなと思っていたのですが。

稽古場風景を見た限りでは、
意外にも2人は割と素直に想いを伝え合っているようにも見えました。

よくある身分違いの恋に苦悩する関係と言いますか。

てっきり「仮面のロマネスク」のように終始バチバチしてる感じかと想像していたので、
この2人の関係性もまたどんな風に描かれているのか気になってきました。

しかも、何かいろいろあって鳳月杏さん演じる国王ジャハンギールから、
「王女タルハーミネ、私はお前に死を言い渡す!」と言われた王女。

え?え?何があったの??と思っていると、
「復讐こそ~、我が恋~」と歌う明日海さんの姿で本編の映像は終了。

果たして復讐とは、誰に対する復讐なのか。

稽古場映像を見て謎が深まったというか、
謎じゃなかったところがいっぱい謎になってきました(//∀//)

フィナーレも楽しみ

そして今回の作品はお芝居が後半ということで、
最後にフィナーレがあることも楽しみですよね。

ピエール、結構この「後もの」のお芝居のフィナーレとか好きなのです( ̄∀ ̄)

通常のショーだとパレードも主題歌をシンプルに歌い継ぐ感じが多いですが、
お芝居のフィナーレだとそれぞれのテーマソングみたいのを歌うことが多いので、
役のイメージそのままに階段を降りてくる感じが好きなんですよね~(≧∀≦)

稽古場映像ではフィナーレはまず瀬戸さん、鳳月さん、柚香さんと、
水美舞斗さんを加えた男役4人の場面から。

続いてとあちゃんがたくさんの娘役さんたちを率いて優雅に舞う場面!

さらには明日海さんを筆頭に男役の群舞!

ちなみに今回のフィナーレ、
ロケットの前まではお芝居の続きのような雰囲気で、
ロケットからは一気にショーの雰囲気にしたいという上田久美子先生の意図があるそうです。

最後にパレードで銀橋に出てくる場面で流れたのは、
「くだけ~ちる~♪くだけ~ちる~♪」のワンフレーズのみ。

歌詞聴いただけでダークな世界観が漂っている(//∀//)

 

そんなこんなで東京観劇組のピエールがこの公演を観られるのは年が明けてからになりますが、
久しぶりのオリジナル作品がどんな物語になるのか、
とりあえずは週末に放送されるであろう初日映像を待ちたいと思います!(≧∀≦)

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