スカイステージ

7分です(⌒∇⌒)(ときめきの原点「華麗な花・白城あやか」)

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

本日は、月組大劇場公演「カンパニー/BADDY」の千秋楽ですね。

本日をもって6名の月組生が宝塚大劇場を卒業されました。

Twitterにも現地に行かれた方のレポが上がっていて、
毎回のことですが本当に今日で大劇場を卒業してしまったのか……という、
実感が沸いたようなまだ現実味を感じないような不思議に気分になります。

退団者の方にとって最高に幸せな一日になったことを祈りつつ、
明日放送される千秋楽の模様を待ちたいと思っております。

 

そんなわけで本日の話題ですが。

タカラジェンヌが何にときめていて宝塚を好きになり入団を目指したか、
その原点を振り返ることで宝塚の魅力に迫る番組「ときめきの原点」。

今月は宙組の愛月ひかるさんと雪組トップ娘役・真彩希帆さんの登場です!

 

ひーかーるちゃん!ひーかーるちゃん!(≧∀≦)

 

 

よーこ©さーーーーーーーーん!!(・∀・)
(しつこいですがよーこ©さんはピエールのひかるちゃん推し仲間です。よーこ©さんと戯れてると地引き網式にひかるちゃんファンの輪が広がっていきます)

 

ひかるちゃんと言えば宝塚屈指のヅカオタジェンヌのお一人。

「何にときめいて宝塚を好きになったか」なんてひかるちゃんにうってつけの番組ではないでしょうか!?

そんなひかるちゃんと真彩さんの原点に迫るテーマはズバリ、「華麗な花・白城あやか」。

元星組トップ娘役の白城あやかさんでございます!

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華麗な花・白城あやか

白城さんは1988年初舞台の74期生。

1992年に紫苑ゆうさんの相手役としてトップ娘役に就任し、
その後、麻路さきさんの相手役も務めた白城さん。

同期生からは白城さんの他にも森奈みはるさん、麻乃佳世さん、渚あきさんと多数のトップ娘役が輩出されたほか、
ピエールの宝塚初観劇時の宙組トップスター和央ようかさんも白城さんの同期生です!

しかしながらピエールが宝塚ファンになった頃よりだいぶ前に白城さんは退団されており。

ゆえに中山ヒデちゃんの奥様ということから先に知ったタイプではございますが(笑)、
後から当時の映像を観たときに「キレイな娘役さんだな~」という印象を受けた方のお一人でした。

 

ちなみにひかるちゃんも出演していた2012年の宙組公演「華やかなりし日々/クライマックス」で初舞台を踏んだ98期生の真彩さんですが、
お二人がちゃんと話したことはこれまでほとんどなかったそうです。

そんなひかるちゃんから宝塚との出会いについて聞かれた真彩さんは、
2004年の雪組公演「スサノオ」を観た際に音月桂さんが演じていた女性とも男性ともつかないアメノウズメ役に衝撃を受け、
自分も宝塚に入りたいと思うようになったと振り返っていました。

「スサノオ」と言えば新卒の就活中だったピエールが阪急電鉄の面接に行ったついでに初の大劇場デビューを果たした思い出の公演でもあります( ̄∀ ̄)

もともとは男役志望だったという真彩さんですが、
なんとひかるちゃんは逆に当初は娘役志望だったそうです(//∀//)

おばあ様もお母様も宝塚ファンという環境に生まれたひかるちゃん、
2才の頃から宝塚を見て育ったというスーパーヅカオタ英才教育ジェンヌという話は有名でございますよねヾ(* ̄∀ ̄*)ノ

元星組の大真みらんさんのご実家が近所だったらしく、
身近な人が舞台に立っていることで「自分も入りたい」という気持ちが芽生え。

それをお母様に話したところ、
「待ってました!」という感じで応援してくれたんだそうです。

宝塚の娘役のすばらしさについて語る、
ナチュラルボーンヅカオタなひかるちゃん。

男役も女性が演じる宝塚においては、
普通の女性よりもさらに女性を研究しなくてはいけない存在であり。

それぞれが個性を持って「娘役力」を磨いていて、
学年を追うごとに成長していく姿を見て、
「男役10年」と言われるように娘役さんにもそういったものを積み重ねて身に付けていることがすばらしいと語っていました。

ピエールも好きでよく使う「娘役力」という言葉をひかるちゃんの口からも聞けたのが何だか嬉しかったな~(あと「男役力」もよく使う)。

歌唱力とかダンスとかは子どもの頃から習ってた人は入団前からすごい経験値があるので、
単純な技術力で言ったら上級生より上手な下級生もいるとは思うんですが、
宝塚に入ってからしか磨かれない「男役力」や「娘役力」って、
ある程度学年に比例しているように感じるんですよね。

特に男役力は研10~12くらい、
娘役力は新公を卒業したくらいから飛躍的に伸びる人が多いような印象があります。

 

そして白城さんと言えば代表作に一つとして「うたかたの恋」が有名ですが、
ひかるちゃんと言えばこの「うたかたの恋」の大ファンとしても有名ですよね(//∀//)

ちなみに真彩さんに「うたかた」を勧めてくれたのは、
まさに白城さんがマリーを演じた際にルドルフを演じていた、
現在は音楽学校の先生も務められている紫苑さんだったそうで。

たしか大劇場公演では休演してしまった麻路さんが代役でルドルフを演じていたんですよね?

音楽学校時代に「私の相手役だった白城あやかさんの『うたかたの恋』を見てみなさい」と言われ、
まだ男役への心残りがあった真彩さんも「こんな娘役になりたい!」と決意が固まるきっかけになったんだそうです。

7分です(⌒∇⌒)

そんな白城さんを招いての夢のトーク。

「うたかた」の公演中にはマリーと同じようにルドルフのことが大好きになってしまったという白城さん。

袖に引っ込んでる間も衣装を着替えるルドルフさんにずっと付いて回っていたそうです(笑)(//∀//)

ちなみに白城さんが初めて宝塚を観たのは高校2年のとき、
麻実れいさんと遥くららさんの「風と共に去りぬ」だったそうで。

しかしそれまで特にバレエを習ったりしていたわけではなかったため、
音楽学校に入ってからもしばらくは、バレエ用語も分からない、着物の帯も一人で結べないと、
とにかくできないことだらけで大変だったそうですが、
トップ娘役として活躍している姿を見ていたひかるちゃんたちはそれが信じられないと驚いていました。

 

「好きな宝塚の作品は?」と聞かれた白城さんが挙げたのは、
白城さん自身もトップ娘役時代に出演された「若き日の唄は忘れじ」

「最後の二人だけのシーンがあるんですけど……」という白城さんにすかさずひかるちゃんは、
「7分の、最後のあそこの芝居ですよね( ̄∀ ̄)」と。

突然の細かすぎる情報に白城さんの方が驚いて「あ、はい、7分なのアレ?」と聞き返すと。

 

7分です(⌒∇⌒)

 

と初級問題のように答えるひかるちゃん(笑)。

ちょっとこれひかるちゃんの名言の一つとして語り継がれるんじゃないでしょうか(//∀//)

これ以外にも、白城さんがだいぶ下級生のひかるちゃんたちに対して、
「(知らないとは思うけど)こういう作品があって……」みたいに補足しながら話してくれているんですが。

それを聞きながら頷くひかるちゃんの表情が毎回、

 

もちろん知ってます(⌒∇⌒)

 

と言わんばかりです(笑)(//∀//)

「男役は娘役に輝かせていただいている」

白城さんが実際にひかるちゃんと初めて会ったのは100周年のイベントのときだったそうですが、
当時はちょうどひかるちゃんのバウホール初主演が決まった頃だったようで。

「頑張ってね」と言葉をかけてもらったことが本当に嬉しかったと話していました。

そこからひかるちゃんが演じたいろんな役を見てくれていたという白城さん、
様々な役をきちっとこなすひかるちゃんを見て「真面目な子なんだろうな~」と感じていたそうです。

ひかるちゃん自身も、
「変わった役でも根底に『宝塚が好き』という気持ちがあるので、それだけは大切にと思っている」と。

これこそまさにひかるちゃんの最大の魅力の一つで、
どんなときでも絶対に宝塚の男役としての姿を見せてくれるという、
いわば「安心感」のようなものを持って信頼して見ていられるところだと思うんですよね。

 

そしてひかるちゃんからの質問で印象的だったのが、
「こういう男役さんがいたら娘役として素敵だなというものがあったら、私はそういう男役になりたいです」というもの。

宝塚というと男役至上主義の世界であり、
だからこそここまで宝塚が世界で唯一無二の存在として輝き続けているというのも事実ですが、
娘役さんから見てどのような男役が求められているかということも追及するひかるちゃんの姿勢も素敵ですよね。

白城さんは「もうなってると思いますよ~(⌒∇⌒)」と答えつつ。

相手役だった紫苑さんからも麻路さんからも、
白城さんは「こういう風にして」と言われたことが無かったそうで。

本当に心の大きなお二人の相手役をさせてもらえたことで幸せな宝塚生活を送れたと振り返っていました。

そんな白城さんのお話を聞きながら、
「男役は娘役さんに輝かせていただいている」と語るひかるちゃんの姿にピエールは感動致しましたヽ(;▽;)ノ

ひかるちゃんが主演した「不滅の棘」を白城さんもご覧になってくれたようで、
本編ではほとんど笑わない役だったひかるちゃんが、
最後のフィナーレでは相手役の遥羽ららさんをすごく柔らかく優しい表情で見ている姿に「ぶるぶる!っとした」と話していました。

ファン時代からひかるちゃんが憧れていた上級生の一人でもある白城さんからそんなことを言っていただけて、
ひかるちゃんファンとしてもこんなに嬉しいことは無いですねヽ(;▽;)ノ

 

他にも、白城さんの現役時代をよく知る谷正純先生へのインタビューもあって。

麻路さんの相手役を務めていた頃の白城さんについて、
「白城も自分で一場面を背負えるみたいなものを持っていた」
と話されていたのが印象的でした。

トップ娘役さんがが中心の場面をしっかり率いているのを見ると、
何だか組としてもコンビとしてもすごく充実しているように感じさせてくれますよね。

 

この番組、これまでも歴代のトップさんたちをゲストに迎えて豪華なトークを見せてくださっていますが。

大好きな現役生がファン時代に憧れていた上級生とお話ししながら、
その現役生がどうして宝塚を目指したかという原点を垣間見えるのが本当に嬉しいですよね。

しかもその対象が自分もかつて大好きだったトップさんだったりするのでまた感慨もひとしおでヽ(;▽;)ノ

逆に自分は現役時代を知らない上級生でも、
今応援している人の憧れた存在だと聞くと改めて当時の出演作を観てみたいな~と思わせてくれたり。

これからもいろんな方々のときめきの原点を見せてもらいつつ、
「あの人やこの人も登場したら嬉しいな~」というのを期待しながら楽しませていただきたいと思います(//∀//)

 

それからそんなひかるちゃんがラスプーチンという難役で大好評を博した「神々の土地/クラシカル ビジュー」が、
来週3月19日(月)15:00からNHK BSプレミアムで放送されますよ~!

前宙組トップスター朝夏まなとさんが退団されたこの公演。

1週間前にならないと録画予約ができない方も多いかと思いますが、
ちょうど本日から予約できるはずですのでお忘れなく!

そして皆さま、お気付きいただけましたでしょうか?

この記事が投稿された時刻。

午後7時7分です(⌒∇⌒)(自己満足)

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