宝塚の雑記

瀬戸かずやさん、「マスカレード・ホテル」で東上初主演!

こんばんは。

七咲ぴえるでございます。

いやー、なんか久しぶりに5回も続けて記事更新したら燃え尽きちゃった( ̄∀ ̄;)

あ、飛行機で席間違えた事件の記事も合わせたら6回か(笑)。

今日は水曜なので特に何か発表とかは出てないだろうなーと思っていたのですが。

と、本題に入る前に。

 

宝塚歌劇の歴史において数多くの名作を生み出された柴田侑宏先生が、
2019年7月19日にお亡くなりになられたことが発表されました。

105年の歴史を誇る宝塚において、
僕がファンになった時点で既にお亡くなりになられていた偉大な演出家、振付家、作曲家等の先生方もたくさんいらっしゃいました。

けれど、自分がファンになった時点でまだ現役だった演出家の先生がお亡くなりになったのは、
おそらく柴田先生が初めてなのではないかと。

柴田先生の作品は、もう何十年も昔に生み出されたものも多く。

けれど、それらの作品が今再演されても、
「古い」「時代遅れ」という印象には決してならず、
むしろ「宝塚らしい」「品格がある」と「今まさに宝塚を観ている」という感覚にさせる魅力があると思います。

僕がファンになったときには演出としては第一線から身を引かれてはいたものの、
脚本としてはまだかろうじて新作も発表されていた頃で。

特に好きだったのは朝海ひかるさんトップ時代の「霧のミラノ」かな~。

ラストが衝撃的だったので賛否の分かれる作品だったようですが、
まだ社会人になったばかりの頃のピエールはそんな難しいことは何も考えておらず、
ただただ「ザ・宝塚」な華やかな世界に魅了されておりました。

他にも再演しか観たことの無い作品、あるいは映像でしか観たことの無い作品などさまざまですが、
「うたかたの恋」「花の業平」「あかねさす紫の花」「星影の人」等々、
何度観ても飽きないくらい大好きな作品がたくさんあります。

特に「花の業平」はいつかしかるべきキャストが揃ったときに再演して欲しい作品の一つです。

博多座の「黒い瞳」も観たかったなぁ。

 

しかしそんな悲しいニュースの中でもファンの中では面白い声も上がっていて。

定年で勇退されたとされる谷正純先生が昨年発表された星組公演「ANOTHER WORLD」

まだお元気な植田紳爾先生を「近日来園(=もうすぐあの世に来る)」といじって大ウケした作品ですが、
劇中に「冥途歌劇団」という存在が登場し。

柴田先生の訃報に触れても、
「これからは冥途歌劇団でまたたくさんの作品を発表してください!」
とすごく明るくお見送りしようという雰囲気にすごくほっこりしました。

谷先生のお陰で、これからは既に亡くなられた歴代の偉大な先生方も、
あの世の冥途歌劇団で元気に作品作りに勤しんでおられると思えるとちょっと嬉しいですよね。

それも決して偶然ではなく、長年宝塚で仕事をされてきた大ベテランの谷先生だからこそ、
こうして亡くなられた先輩方への敬意も感じる作品が生まれたんだと思います。

引退なんて言わずに、また帰ってきて新しい作品を発表してくれたらいいのにな~。

 

柴田先生の作品は、これからも何度も再演されていくことと思います。

けれど決してやみくもに再演を繰り返すのではなく、
それぞれの作品にふさわしいキャストが揃ったときに再演に挑むこと。

さらに言うと、柴田作品にふさわしいタカラジェンヌをこれからも育成していくことこそが、
柴田先生への最上の供養であり、柴田先生に敬意を示すために必要名ことなのだと思います。

これからも、柴田先生の遺した「宝塚」が生き続けることを願って。

心よりご冥福をお祈りいたします。

柴田先生、たくさんの素敵な作品をありがとうございました。

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瀬戸かずやさん、「マスカレード・ホテル」で東上初主演!

そして本日発表されたニュース。

次回の花組シアター・ドラマシティ&日本青年館公演が発表になりました。

主演はこれが東上初主演となる瀬戸かずやさん。

瀬戸さん、おめでとうございます!

演目はなんと「マスカレード・ホテル」、脚本・演出は谷正純先せ……。

 

 

谷正純先生!?(゚∇゚;)wwww

 

 

お早いお帰りで(゚∇゚;)wwww

 

 

いやー、あの噂は何だったのだろう(笑)。

「ANOTHER WORLD」で演技指導を担当された元専科の立ともみさんのブログでも「谷先生はこれが最後」と書かれていたので、
完全に本当にもう谷先生の新作は見納めなのかと思っていたのですが。

ちなみにそのとき書いてた記事がこちらなんですけどね。

このときに頂いていたコメントで、
「演出家の先生は退職しても再演時にまた呼ばれたり、時には新作も書かれることもあるので、『完全な退職』とは限らないことも多いそうです」
といった感じのことを教えて下さった方がいらっしゃいまして。

そのときは「へー、じゃあまた登板する可能性もあるんだー」くらいに思っていたのですが、
まさかこんな早くまたお目にかかれるとは(笑)!

いや、でもこうしてまた新作を発表してくださると言うのは純粋に嬉しいです。

そんな谷先生の復帰(?)第一作は「マスカレード・ホテル」……

 

マスカレード・ホテルですって!?

 

あの東野圭吾さん原作の小説ですが。

ピエール、今年1月に公開された木村拓哉さん主演の映画版の方は映画館で観ましたよ!

あのときはまさか半年後に宝塚で舞台化される日が来ようとは( ;∀;)

と言ってもすでに結構忘れちゃったんですけどねー(笑)。

いや、でも結構面白かった記憶がありますよ!

東野圭吾さんと言えば原作のファンもたくさんいるでしょうから、
原作ファンの間では結構辛口のレビューも見かけたような記憶があるのですが、
原作まったく知らずに映画を観たピエールには普通に楽しめた気がします。

ざっくり言うと、連続殺人事件の捜査の中で次の事件が起こる場所として挙がったホテルに、
木村さん演じる刑事たちがホテルの従業員に扮して潜入捜査するお話でした。

で、ホテルマンとしての所作などを見に付けるために、
長澤まさみさん演じるホテルのスタッフが木村さんの「教育係」として接する中で、
最初はお互いのプロ意識ゆえにぶつかり合っていた二人が理解を深め合いながら事件の真相を協力して探っていく的な。

あくまでベースはミステリーなので恋愛要素は濃くは無かった気がしますが、
長澤さん演じるヒロインももう一人の主人公として重要な役割を果たす女性だったので、
ヒロインがどなたになるかも楽しみですね~。

あとキーパーソンとなるあの人の役もどなたが演じるのか気になります(ネタバレになっちゃうので多くは語らない)。

しかしこの公演が始まるときにはもう2020年になっているのですね~。

そういえば「来年のことを話すと鬼が笑う」っていうくだりが出て来た作品があったような……。

 

……あ、

 

「ANOTHER WORLD」じゃん(笑)。

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