タカラジェンヌだから!(もっと!男役道・芹香斗亜)
とーあーちゃん!とーあーちゃん!(≧∀≦)
こんばんは。
七咲ぴえるです。
そんなこんなで、男役道を追求し続ける各組の上級生が下級生からの質問に答える、
タカラヅカニュースの人気コーナー、その名も「男役道」、の続編の「もっと!男役道」。
「もっと!」になってからは花組の鳳月杏さん、月組の美弥るりかさんと続いてきましたが、
今回は宙組の芹香斗亜さんが登場です!
先週放送されていたもののいろんな発表があったり猫帰省してたりでちょっと遅くなってしまいましたが、
そうは言ってもとあちゃんの男役道に触れないわけにはいかない!ということで。
今回とあちゃんから男役道を学ぶのは、
100期生の優希しおんさん、101期生の真名瀬みらさん、そして103期生の亜音有星さんのお三方。
亜音さんは大劇場公演「白鷺の城/異人たちのルネサンス」を休演中ですが、
この収録は大劇場公演の初日より前に撮影されたものだという注釈が表示されていました。
ピエールがこのブログを始めた頃にハマったとあちゃん。
その頃はまだ新人公演を卒業したばかりの頃だったとあちゃんが、
いつの間にか男役道を語る上級生になっていたとは( ;∀;)
とあちゃんの成長と共に自分の老いも感じる日々でございます( ̄∀ ̄)
意外に厳しいとあちゃん
まず最初の質問は、いつも通り上級生順に優希さんから。
幅広い役を演じ分けるとあちゃんについて、
「役づくりで意識されていることはありますか?」という質問。
とあちゃんは台本をもらって最初に受けたイメージを大事にしているそうです。
「芹香さんは普段コテコテの関西人ですごく面白いんですけど、私は関西人なのに全然面白くなくて……」と言う優希さんに対し。
「(関西人なのに)ホント面白くない( ̄∀ ̄)」
とバッサリとあちゃん(笑)。
とあちゃん、意外に厳しい( ;∀;)
でもホラ!
関西人がみんなさんまさんみたいに面白いわけじゃないってよく言うじゃないですか!(;・∀・)
バッサリ切られた優希さん、
「そういうこともお聞きしたいんですけど、そうじゃなくって」と仕切り直して上で(笑)、
「ONとOFFの切り替えについて教えて下さい」と。
普段はコテコテの関西人なのに、
お稽古が始まると別人のように切り替えられるのは何故なのか?と聞かれたとあちゃんは一言。
「タカラジェンヌだから!( ̄∀ ̄)」
なんとも端的な答え( ;∀;)
とあちゃんは昔から、出番のギリギリまで他の話をしていても、
いざ舞台上に出るとすぐ切り替えられるんだそうです。
ちなみにピエールさんの仕事と私生活のONとOFFの切り替えの仕方ですが、
ピエールさんは切り替えるのが苦手なので仕事中も常にOFFだけどいかにONっぽく振る舞うかということを考えて生きています(⌒∇⌒)
すごく難しいこと考えてるような顔しながらYahoo!ニュースとか見るのが得意です(⌒∇⌒)
パソコンの画面見られそうになった瞬間に素早くAlt+Tabで画面切り換えるのも得意です(⌒∇⌒)
ところでこの「男役道」、普段は後半になってからいろんな実演コーナーに入ることが多いのですが。
今回はいきなり初日から真名瀬さんや亜音さんからの質問で、
とあちゃんにハットのカッコイイかぶり方や歩き方を教わる異例の展開に。
しかもさらに異色に感じたのが、ここで下級生が実演したときって、
まぁ上級生の皆さんは大目に見て「うん、いいと思うよ(⌒∇⌒)」って誉めてあげるイメージだったのですが。
とあちゃん、下級生の実演がイマイチだったときは、
「ちょっと待ってそうじゃなくて」とか「頭が入り切ってないもん」とか「まだまだですね( ̄∀ ̄)」と、
決して余興として手を抜かずにしっかり指導しているところが印象的でした。
でも笑いを交えてツッコんでるから、
下級生も委縮し過ぎずに自分の欠けているポイントに気付かせてもらえてる感じがするんですよね~。
この辺がとあちゃん流の指導法なのかな~と感じました。
衣装の着こなし
二日目も実践型の展開になったとあちゃんの男役道。
例の如く下級生順の質問となるPart2ですが、
亜音さんからは「燕尾」、真名瀬さんからは「スーツ」と、
お二人とも衣装の着こなしに関する質問に。
まず亜音さんは燕尾で踊る際の手の使い方について質問。
男役は手しか外に出ていないから特に手がキレイに見えるように気を付けているというとあちゃん。
「手は長ければ長いほどキレイに見えるから、手が一番長く見える角度を探して指先を伸ばす」とのこと。
ということは……。
これが最強ということになりますね(・∀・)(あくまで人間の手の長さの範囲の話です)
また、ヒップホップのようなダンスであれば柔らかく体をしならせるような動きも必要になるけれど、
燕尾は形がキレイに見えることが大事なのでむしろ直線的な動きを意識しているそうです。
星組、花組と渡り歩いてきたとあちゃんは、
星組の男くささと、花組の伝統的な男役らしさとを受け継いで、
そこにさらに宙組の現代的な魅力もミックスしたダンスをされるような気がするんですよね~。
それから真名瀬さんからのスーツの着こなしについての質問では、
衣装合わせの大切さを力説するとあちゃん。
肩幅の微妙な長さの違いで見える印象がまったく変わるという話もありましたが、
元花組トップスター春野寿美礼も衣装の肩幅の長さを左右で変えていたと話してましたもんね。
考えてみれば人間の体って必ずしも左右が同じ形とは限らないですし、
ミリ単位まで研究しつくされた結果が男役さんのあの着こなしに繋がるんだな~と。
それからスーツと言えばポケットに手を入れる仕草もカッコイイですよね~。
とあちゃんは手をジャケットの下にもぐらせるのではなく、
ちゃんとジャケットをさばいてから手を入れるというのをこだわりにしているそうで。
手を全てポケットに入れるか、親指を外に出してひっかけるか、
というのも人によってスタイルが違うというのもよく聞きますが、
どうやらとあちゃんは親指ひっかけスタイルのようです。
でもとあちゃんの説明を聞いていて知ったのですが、
本当にひっかけてしまうとズボンに皺が寄ったり形が崩れてしまうので綺麗に見えなくなってしまうので、
親指をひっかけているように見えて実際は添える程度で止めているようではありませんか!
よくポケットに手を突っ込んで歩いていると「転んだら危ないよ!」と言われたりしますが、
むしろぶらぶらして歩いている人よりよほど神経を集中させてるんですね~。
あとピエールが小学生の頃はポケットに手を突っ込んで歩いている人を「チャゲアスか!」ってからかうのが流行りました(どうでもいい)。
バックハグと包容力
そして優希さんからは「バックハグ」についてのお話に。
「ハンナのお花屋さん」、そして「天は赤い河のほとり」と、
とあちゃんが最近出演した作品でバックハグをしていることが多い点に着目した優希さん。
しかし同じバックハグでも役によって全然バックハグの仕方が違っていたということを指摘。
皆さんよく見て研究してるな~。
バックハグなんて、包容力が無いと様にならないですからね~。
そもそもバックハグをする大前提として相手の女性が背を向けてる状態が求められるじゃないですか。
猫が背中を向けて寝てるときって、
人間からすると「こっち向いてよ~( ;∀;)」って思ってしまうけど、
実際は「この人間になら背中を向けて寝てても安心だにゃ」っていう信頼の証らしいのですよ。
ということはこれを人間の女性に置き換えても同じで、
バックハグをできる状況というのは相手の男性を信頼しているということなのです!
そしてその信頼を得るには何が必要か?
そうです、包容力です!
とあちゃんも男役は包容力が一番大事と考えているそうで、
特にご自身が宝塚を見ているときのポイントとして、
「個人的に、娘役さんと組んでいるときにカッコよく見える男役さんが一番素敵だなと思う」と。
分かるーーーー!!!!
ピエールも最近になって気付いたんですが、
自分が好きになる男役さんって、単体だけでなく娘役さんと組んでるときの姿がカッコイイと感じる人が多いんです。
ただ単に仲良しの二人が組んでるのを見るのが好きというのではなくて、
「この娘役さんと並んでるときにこの男役さんは最高にカッコよく見える」という瞬間が好きなんですよね~。
男役を楽しむこと
そして最後のPart3ではとあちゃんから見た下級生3人の印象について。
優希さんについてはまず有名な「身体能力」を指摘。
あれだけの身体能力なら見えているものも人と違うんだろうな、ということをとあちゃんが言っていたのですが、
これすごい分かるんですよね~。
ピエールも決して運動神経とかいいタイプではなかったんですが、
運動神経いい人って毎日すごい楽しいだろうな~と思ってたんですよね~。
何より小学生の頃ってかけっこが速いだけでモテるから羨ましかった。
真名瀬さんについては、
「もっともっと向上したい」という気持ちが前面に出て一途に男役に取り組んでいる姿が印象的だと語るとあちゃん。
とあちゃん自身は下級生時代、あまりそういった欲が表に出ないタイプだったため、
そんな向上心が前面に溢れている真名瀬さんのことを羨ましく思っているそうです。
やる気というか情熱というか、そういうのが表に見えづらい人って、結構損しちゃうんですよね。
自分の中ではがんばっていても手を抜いてるように見られたり。
かく言うピエールも仕事中とかものすごく淡々としているタイプらしく、
「やる気なさそうに見えるけど実際はすごい努力してるよね」って言われたことがあるんですけどね。
申し訳ないけどピエールの場合は本当にやる気ないだけなんだよなぁ……(⌒▽⌒)
そして亜音さんについて。
舞台が楽しくて大好きというのが伝わってきてすごく好感が持てるから、
これからは「いかに男役を楽しめるか」がポイントになってくると思うと語るとあちゃん。
ただ舞台が好きというだけでなく、
「この場面はこういう風にしたい」とか「あの人みたいになりたい」というのを明確に持ってやれるとさらにいいと思うとアドバイスしていました。
男役道もとあちゃんで8人目になりますが。
それぞれ考え方やこれまで辿って来た道が違うけど、
「男役道」を語っていてすごくグッと来るのって、やっぱり男役を愛していることを感じた瞬間だなーと思います。
しかしとあちゃんも言っていましたが、
男役をやることができるのは宝塚にいる間だけ。
タカラジェンヌだからこそ歩める男役道という道を、
これからもたくさんの男役さんが駆け上っていく姿を楽しませていただきたいと思います( ´ ▽ ` )ノ
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