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瑠風輝、リアクション研究中。

ウルスラーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!( ;∀;)

 

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

ピエール、近付く「天は赤い河のほとり」の観劇を前に、
先日ツタヤに行ったときに再び原作漫画をチラ見してまいりましてね。

なぜチラ見かって言うとそのときは「天河」が目的で行ったわけではなくて。

ちなみにその日借りてきたのはこちら。

(Amazonより)

みんな大好き「アベンジャーズ」のキャプテン・アメリカの恋人、
ペギー・カーターを主人公にした連ドラ「エージェント・カーター」でございます。
(全然関係ないけどこの写真のペギー、なんか宝塚っぽくてカッコイイと思うの僕だけですかね??)

で、これを借りようと思ってツタヤに行ったんですが、
「天河」は既に予習のために最後まで読破していたものの急いで読んで忘れてしまった部分も多いので、
ちょっと気になってたところをもう一回確認しておきたいなとか思いまして。

しかし何やかんやで手に取ってしまうのはやっぱり。

 

ウルスラーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!( ;∀;)

 

愛しのウルスラが登場する部分……宝塚版には登場しないと分かっているのに読んでしまう……( ;∀;)

カッシュに突然キスされたウルスラが、
「遊ぶ女が欲しいなら娼館に行ってよ!」って怒るんですが、
「遊びじゃない!」ってカッシュが真剣に想いを告げて(正確な台詞はうろ覚え)。

「いっしょに暮さないか?」とカッシュから言われて、
「あんたの家には何人の女がいるの……?私は何番目なの……?」と聞いたウルスラに、
「陛下がユーリ様お一人しかそばに置かないのに俺がそれ以上置ける訳ないだろう」と、
「自分にはお前だけしかいない」っていうのを遠回しに伝えるのがね……良い……( ;∀;)

でもね、これがウルスラが辿る運命のフラグになってたんだなぁと思いながら読むとまたね……(´;ω;`)

ウルスラは宝塚版には登場しませんが、
このカッシュとウルスラのエピソードを読むとますます「天河」という作品が好きになると思うので、
ぜひとも読んでいただきたいです( ;∀;)

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「天は赤い河のほとり」新人公演トーク

そんな「天は赤い河のほとり」でございますが、
新人公演でメインキャストを演じる方々のトークが放送されました!

主演コンビは個別にインタビューが放送されるので、
このコーナーに登場するのは主演以外のメインキャストの皆さんになりますね。

今回登場したのは本役は星条海斗さんのウルヒを演じる瑠風輝さんを筆頭に、
愛月ひかるさんの黒太子マッティワザを演じる若翔りつさん、
純矢ちとせさんのナキアを演じる華妃まいあさん、
芹香斗亜さんのラムセスを演じる優希しおんさん、
そして桜木みなとさんのザナンザを演じる真名瀬みらさんの5名でございます。

上級生ということで仕切り役を担う瑠風くんから大劇場の新人公演を終えての感想を求められると、
まず真名瀬さんは「原作を読んだときにザナンザに感じたことを表現できたらなと思ってお稽古を頑張りました」と。

それに対して進行役の瑠風くんは「はーい( ̄∀ ̄)」。

優希さんは「原作を読んだときにラムセスがすごく好きで、新公の配役を知ったときはビックリして『どうしよう!?』っていうのが一番だった」と。

瑠風くんは「お疲れさまでしたー( ̄∀ ̄)」と一言。

続いてまいあんは「本公演でもナキアの少女時代をさせていただいているので、その成長した姿をさせていただけるということで、よく分からないプレッシャーが襲ってきました。でもウルヒが瑠風さんだったので安心してお稽古に挑ませていただけました」と笑いながら。

それに対する瑠風くん。

「はっはっは……はい( ̄∀ ̄)」

そして若翔さんは「お稽古場で愛月さんを拝見してて、『この役すごいカッコイイな~』と思って見てたので、喜びとプレッシャーといろんなものが入り混じって大変なことになってた」と。

瑠風くんのコメントは「カッコ良かったですね~( ̄∀ ̄)」。

 

瑠風輝、リアクション研究中(`・ω・´)
(研究科10年目までの男役がリアクションについて語る新コーナー、通称「リア研」※放送未定)

 

普段は仕切り役になることなんて無い下級生同士でトークしてるから、
この誰も拾わず話が進んでく感じが何とも微笑ましいですね(笑)。

ピエール、98期の男役さん中では瑠風くんが一、二を争う感じで推しているので、
なんかこの不器用に下級生をまとめてる感じも非常に愛おしいです( ̄∀ ̄)

 

本公演は皆さん原作に忠実なビジュアルを再現しているので、
それを新公で作り上げるのが皆さん大変だったようで。

特に男役さんとしては珍しくアクセサリーをたくさん付ける公演なので、
「娘役さんは毎回大変だな~と痛感しました( ̄∀ ̄;)」と真名瀬さんは語っていました。

そんな真名瀬さん、今回新公初主演となった同期の鷹翔千空さんと似ていてよく間違えられるそうなのですが、
なんと今回は鷹翔さんと異母兄弟の役ということで。

お母さんは違うという設定なのに「本当はいっしょなんじゃないか」と言われるそうです(笑)。

一方、オッドアイのラムセス役を演じるために稽古場でもカラーコンタクトをしてみたという優希さん。

新公初ヒロインの同期・天彩峰里さんから、
「目ぇ充血してるけど大丈夫!?(;・∀・)」と本気で心配されたそうです(笑)。

何て言うか。

 

みんな楽しそうだなぁ(⌒∇⌒)

 

マッティワザの若翔さんもザナンザ真名瀬さん同様アクセサリーを作るのに苦労して娘役さんへの尊敬の念が芽生えたそうですが。

そんな中、瑠風くんの演じるウルヒはまったくアクセサリーは無いシンプルな装いのキャラクター。

しかしあの金髪のロングが似合うのかというのが不安だったようで、
「当日かぶるまでの不安がたまらなかった」と言っていました(笑)。

そんなウルヒの瑠風くんとナキアのまいあんはこれまでもカップルなどで組んで演じることが多く。

まいあんは「また(瑠風さんと)隣で見れて良かったです」というお手紙ももらったそうです(笑)。

漫画ではいろいろな姿が描かれているウルヒとナキアですが宝塚版では細かく描かれていない部分も多いので、
二人の絶望感などがうまくお客様に伝わったらいいなと話していました。

ナキアとウルヒはその背景が分からないとただの悪役になってしまいますが、
同情こそできないにしてもすごく辛い過去を背負って決して結ばれることのできない想いで繋がり続けてきた二人ですもんね( ;∀;)

所かまわずコトを始めるカイルとユーリとは大違い。

描き切れないエピソード

ちなみに瑠風さんはとあるお稽古の日、
倒れこんだナキアのスカートに触れてしまっていたことがあったらしく。

しかしあくまで絶対的に隔たれた身分の二人。

「例えスカートであっても触れるはずはない」と注意を受けて、
そういった細かいところのお芝居にもこだわって演じるようにしたそうです。

一方、本公演でナキアの幼少時代を演じているまいあんによると、
実は回想シーンではナキアとウルヒが触れ合っている場面があるんだとか。

これは「このまま二人が幸せになっていたら」というのを表現しているそうで、
「本当は触れ合いたい」という二人の気持ちが伝わっていて欲しいと話していました。

想像しただけで泣けてくるぜ……( ;∀;)

 

あと印象的だったお話が、
マッティワザとその姉ネフェルティティの幼少期タトゥーキアについて。

原作も宝塚版も未見の方のために補足しておきますと、
マッティワザの姉であるタトゥーキアはもともとはマッティと同じミタンニの王女だったのですが、
まだ幼い頃に政略結婚によりエジプト王に嫁がされてネフェルティティという名前になったそうでございます。

かつては仲が良すぎてあれなほどの姉弟だった二人ですが、
エジプトに嫁いでからというものの欲と権力にまみれた姉に幻滅して女性を信用できなくなってしまったものの、
それでも姉に対する愛は変わらず彼女が国を出る際にもらったイヤリングを形見として額に付け続けているという経緯があるわけですね。

で、宝塚版ではマッティワザとタトゥーキアの絡みはほとんど描かれていないそうなのですが。

しかし新公でマッティを演じている若翔さんによると、
プロローグで一瞬だけ、マッティワザがタトゥーキアと目を合わせる瞬間があるということを、
本役のひかるちゃんから教えてもらったんだそうです。

一時間半という限られた時間で長い原作を全て盛り込むのは不可能ですが、
こういったところで原作ファンにはたまらない演出も織り込まれているのですね( ;∀;)

 

そんなこんなで新公は当然のごとく観ることはできませんが。

これから本公演の観劇に向けて、
いろいろな意図が込められている演出やお芝居の秘密も聞けてますます楽しみになってまいりました!

とりあえず一回目の観劇が終わったらもう一回原作の気になったところ読み返してみよ~っとヾ(〃^∇^)ノ

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