3月8日。
こんばんは。
猫男子ピエールです。
本日2度目の更新ですが、こちらの記事はどうしても今日更新したくて以前から書いておりました。
連日の宝塚関連の怒涛のニュースの中に別の話題で恐縮ですが、
本日3月8日は、先日天国へ旅立った猫のサバの誕生日です。
と言ってもサバは野良猫として実家の庭に居ついていたところを、
妊娠してカイが生まれたことをきっかけに正式に我が家の家族に迎えることになったので、
本当の誕生日はまったく見当もつきません。
うちで生まれたので確実な誕生日が分かるカイ、
生まれた直後に保護したので概ねの誕生日が分かるジルやナツに対して、
一人だけ誕生日が無いのは可哀想だねということで、
「サバ」という名前にちなんで「3月8日」にしようと決めたのが、
昨年ジルが死んだ後のこと、つまりほんのついこないだのことでした。
一昨年2015年の秋からサバカイ親子はガスパール家に仲間入りしたので、
もっと早く誕生日も決めていれば去年はお祝いすることもできたのですが。
結局、一度も誕生日を祝ってあげられないまま、
先日2月18日にサバは天国へ旅立ってしまいました。
今日はちょっとこの場をお借りして、
誕生日祝いに代えてサバについて書かせていただきたいなと。
サバとの出会い
サバがうちで暮らすようになったのはカイが生まれた2015年の9月のことでしたが、
それまでも庭にはよく遊びに来ていたそうで。
たぶん5月くらいからは父が母に隠れてご飯を上げていたりしたようです(笑)。
まだ外にいた頃のサバ。
室内暮らしを始めた後よりだいぶ痩せてましたね~。
猫の妊娠期間はおよそ2ヶ月らしいので、
この頃はまだカイちゃんは影も形も無かったことになりますね。
そしてピエールがサバちゃんと出会った頃の写真がこちら。
たしかお盆に帰ったときだったので、
家の中の冷房の冷たい空気が玄関の隙間から出てくるのが気持ち良かったらしく、
いつも玄関の目の前で寝ていました(^^;)
今思うと見るからに妊婦さんなのですが、
当時はただ「ずいぶんお腹のたるんだ猫さんだね~」と言っていました(笑)。
そして、うちの庭に居ついてるのに妊娠したら大変だということで、
正式に飼うつもりというわけではないけど避妊手術はしてあげようと病院に連れて行くことに。
しかしそのお医者さんで言われた一言。
「あ~、この子もう妊娠してますね」
えっ!?(゚∇゚;)
当時はまだジルの介護も真っ最中で、
室内にはナツという先輩猫もいてこれ以上ペットが増えるなんて考えられなかった母はかなり動揺してしまい、
「しばらく猫の話には触れないでください」と父からメールが来たのを覚えています(笑)。
そうは言っても間もなく生まれる子猫。
いったい何匹生まれるか分からないけれど、
こんなタイミングで庭から追い出すのはあまりに酷。
とりあえず出産だけは庭でさせてあげようということになり、
落ち着いて出産できるように父が仮設の小屋みたいのも用意してくれました。
カイちゃん誕生
そして生まれたのがカイ。
これはたしかカイが生まれてから最初にピエールが会いに行ったときだったかな~。
猫って一回の出産で5~6匹くらい生まれることも多いと聞いていたので、
いったい何匹生まれるんだろうとドキドキしていて、
ピエールも5匹生まれて里親探しに必死になってる夢を見たりしていました(笑)。
しかし結局生まれたのはカイちゃんただ一人。
やっぱり生まれたときから見ていると情が湧かないはずもなく、
一匹だけだからうちで飼ってあげようかと母も受け入れてくれて、
ピエールがこの親子の養育費は責任を持つという約束でうちに迎え入れることになりました。
ちなみにサバは遠くから見ていたらサバトラに見えたから「サバ」と呼び始めたそうなんですが、
近くで見たらキジトラ(正確にはキジシロ)だったという経緯があります(笑)。
手を繋いで寝る親子(//∀//)
サバカイ親子は生まれたときから本当にべったりでしたね~。
一人っ子のカイちゃんは常におっぱいも独り占めで、
結構大きくなるまで暇つぶしのようにおっぱいを飲んでました(笑)。
狭いところにいっしょになって潜ったり。
ピエールの膝の上にいっしょに乗って授乳し始めたり(笑)。
カイが大きくなってからも気付いたらくっついて寝ている姿が微笑ましかったです。
コタツの中でいっしょに寝てることも多かったですね~。
カイ「お母さん、ちょっと近いにゃ~(>_<)」
たまには鬱陶しそうにしていることもありましたが(笑)。
仕返しに息子の顔面を足蹴にして眠るサバちゃん( ̄∀ ̄;)
それからサバはテレビを見るのも結構好きだったようで。
去年の年末もお行儀よく紅白を見ていました(笑)。
ナツとの和解
ちなみにサバカイ親子より10年ほど早くうちの住人となった黒猫のナツ。
ナツはかなり人見知りなのでたまにしか帰らないピエールや姉には全然懐いてくれず。
10年間、もはや懐いてもらうのは諦めておりました。
なので、正直なところピエールは最初、
ナツのことを可愛がってあげていたかというと胸を張ってそうは言えないのが本音で。
どうせいつもいっしょにいる父や母にしか懐かないんでしょ~という気持ちでおりました。
けれどサバカイ親子を飼い始めたときに、
ナツのストレスにならないように、ちゃんとナツを第一に接してあげようという話をしていて。
サバカイ親子のためにもナツのこともちゃんと可愛がろうと思えるようになりました。
するとどうでしょう。
この1~2年は頻繁に帰るようになったというのもありますが、
最近は結構頭を撫でさせてくれるようになったのですよ!
今までは近付いただけで「にゃ~!」って言って猛スピードで逃げられてしまっていたので、
これはピエールとナツにとってものすごい進歩なのです!
ちゃんと可愛がっていれば、少しずつ気持ちも通じていくのかな~と学びました。
ナツのこともちゃんと大切にしようと思えるようになったのも、
サバのお陰だな~と今振り返ってみてしみじみ感じています。
本人同士は最後まで天敵でしたけどね(^^;)
そんなサバも、早すぎる最期を迎えてしまい。
こうやって窓際でカイといっしょに日向ぼっこをしている姿が本当に微笑ましかったのですが。
今はサバのいなくなってしまった窓辺で、
カイが一人で外を眺めているのを見るとすごく淋しくなります。
でも、カイがここまで大きくなって一人前になるまでしっかり子育てを全うしたサバは、
もう安心して天国でカイのことを見守ってくれているのかな、と思ったりもします。
病気を抱えながらここまでカイを育て上げたサバ、本当にすごいです。
もうこうして親子が並んでいる姿を見ることができないのはすごく淋しいですが、
これからはナツと少しずつ仲良くなっていくカイの姿を、
決してナツを敵視せずに(笑)、
天国からのんびりと見守ってあげて欲しいなと思います。
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