「トップ娘役」仙名彩世さん退団記者会見を拝見して。
こんばんは。
七咲ぴえるでございます。
少し前に、コメント欄常連の北関東仲間ちぃたんさんから冷凍の餃子を頂いたのですよ。
冷凍の焼き餃子ってフライパンに並べて焼くだけの簡単なやつが多いですがこれはちょっと変わっていて、
冷たいフライパンに油を引いて餃子を並べて、
火にかけると同時に熱湯を注いで蓋をして、
7分後にお湯が4分の1くらいになったら今度は油を入れて「揚げ焼き」するような感じで作るタイプの餃子で。
作り方がちょっとトリッキーなので、
時間に余裕のあるときじゃないと失敗しそうで怖くてなかなか手が出せなかったのですが(土日は家にいないことも多いし)、
先日ようやく作ることができましてね。
で、16個入りだったので一気に食べるにはもったいないかなと思って、
とりあえず半分の8個を焼いて、残りはまた後で食べようと思っていたのです。
そうして焼かれた8個の餃子。
とても上手に焼けました(⌒∇⌒)
そして美味しい!!
しかしですね、美味しかったことが、「不幸中の幸い」ならぬ、「幸い中の不幸」でした。
美味しかったから勢いで残りの半分も食べちゃおうと思って、
そのまま残りの8個も焼いて食べることにしたのです。
が。
一回目の調理をした後でフライパンが熱くなったままだったのか。
さっき使った油を冷める前に再利用したのが良くなかったのか。
一回目とまったく同じ調理工程で作ったにもかかわらず。
エクレアができてしまいました( ;∀;)
「蓋をして7分」という指示書きに従順に従った結果が( ;∀;)
ちぃたんさん、ごめんなさい( ;∀;)
でも焦げてない部分はほじくって食べました( ;∀;)
とても美味しかったです( ;∀;)
でもちぃたんさんからは「おはぎかと思った(笑)」と言われました( ;∀;)
ということで先日(急ハンドル)、
「CASANOVA」で退団されることが発表された花組トップ娘役・仙名彩世さん。
翌日に行われた記者会見の模様がタカラヅカニュースで放送されました。
同席された小川友次理事長、制作発表のときとかもその組カラーのネクタイで登場することでお馴染みですが、
今回も花組カラーのピンクのネクタイをされていました。
全然関係ないのですが、先日、友人の断捨裸零離くんが遊びに来た時に、
彼がこの秋に着るシャツを選ぶのに付き合っていたのです。
彼の職場はスーツ着用までは義務付けられていないそうなのですが、
TシャツやパーカーほどカジュアルなのはNGだそうで。
シャラレリくんは休みの日は襟付きの服とかは絶対着ないタイプなので(夏も普段着はポロシャツすら着ずにTシャツオンリー)、
季節の変わり目になってくるといつも仕事で着る服に頭を悩ませています。
(デスクワークではなく体を動かす作業も多いので仕事着はあまり長持ちしない)
で、例の如くこの秋も着る服に困っていて、
先日合計3着の長袖シャツを購入していったのですが。
それ以外に今年着るシャツとして持っていたのは1着のみだったらしく、
3着買ってようやく4着のバリエーションとなったわけで。
まぁ4着あれば週の途中で洗濯すればなんとかやりくりできるかなと。
でも小川理事長は最低でもネクタイを5本はストックしておかなくてはいけないから大変だろうなと思いました(何の話)。
仙名彩世 退団記者会見
そんな中で行われた仙名さんの退団会見。
当日中にいろいろなネットニュースでも取り上げられていましたが、
やっぱり映像で見ると仙名さんの口調や表情から、その気持ちがより感じられる気がしますね。
退団発表会見ということで真っ白な装いで登場した仙名さん。
歴代のトップ娘役さんがこのように会見を行うのを見て来たので、
自分がその場にいることがすごく不思議な気持ちということをまず話されていました。
娘役の早期抜擢が多くなっている中で(あくまで相対的に)遅めの研9でのトップ就任となった仙名さん。
新人公演ヒロイン経験もなかったこともあり、
おそらく少なからず「もうトップになることは無いかな」と思っていたかも知れない中でトップに就任した仙名さんにとっては、
余計にご自身がトップ娘役として退団会見の場に立つ日が来るとは想像していなかったのかも知れませんね。
僕は特別仙名さんのファンというわけではありませんでしたが、
仙名さんがトップ娘役に就任することが発表になったときは、
「この学年でもまだ腐らずに娘役として精進していればトップになるチャンスはある!」
ということを証明してくれたことがすごく嬉しかったのを覚えています。
研9でのトップ娘役就任は、一昔前なら決して珍しいことではなかったかも知れません。
けれど娘役の早期抜擢傾向がどんどん強まっていた今の時代での仙名さんのトップ就任は、
宝塚の歴史において一人のトップ娘役の誕生だけではない重みを残すと思います。
僕ら一ファンですらその重みを感じるのですから、
きっと今まさに舞台に立っている娘役さんたちにとってはさらに大きな励みになっているのではないかと。
退団を決めたトップの孤独
退団を意識した時期を聞かれると、
「(トップ娘役)就任時から意識はしていた」と答えた仙名さん。
これまでも多くのトップスター、トップ娘役が、
「トップに就任したときから、いつかは卒業する日が来ると意識するようになった」と答えられていましたよね。
おそらく実際は就任の段階で「何公演」と決められるケースもあるんだと思いますが、
そうでなくてもトップになるというのは卒業までのカウントダウンの始まりなんだろうなと思います。
相手役の明日海りおさんには、「ポーの一族」の頃に退団の意志を伝えたそうですね。
他の組子の皆さんには「東京公演の千秋楽の前日に伝えた」と答えていましたが、
これは先日千秋楽を迎えた「MESSIAH/BEAUTIFUL GARDEN」のことですかね?
トップスターの退団って何ヶ月も前に決まっているとよく聞きますが、
それをごく一部の人以外には伝えられないことってすごく孤独だと思うんです。
まるで隠しているような罪悪感を感じてしまうかも知れませんし。
現実的に考えたら、あまり多くの人に伝えるとそれだけ情報が漏れてしまうリスクも高まるということもありますが、
こういうところもトップスターの抱える孤独の一つなんだろうなと。
上級生の方々からは「今までよく頑張ってね」と声をかけられ、
下級生からは「最後まで学べることは全て学ばせていただきます」と言われたことがすごく嬉しくて頼もしいと話していました。
同期生の中でも直接会える方々には会って退団の意志を伝えたということですが、
直接会うことのできなかった月組トップスター珠城りょうさん(たまきち)には電話で伝えたらしく、
たまきちくんは「今までよく頑張ったね、お疲れ様」と言ってくれたそうです。
昨年のタカラヅカスペシャルでは同期のトップとして同じ舞台に立ったお二人。
僕は昨年のタカスペはライブビューイングも観れなかったのでどんな構成だったか分からないのですが、
仙名さんとたまきちくんがいっしょに踊る場面があったのでしょうか?
同期で同じ時期にトップとして舞台に立つ機会はなかなかあることではないので、
それがとても嬉しかったと語る仙名さんの笑顔と、
横でいっしょに笑っている小川理事長の笑い声が印象的でした(笑)。
「トップ娘役」
僕が宝塚離れして、各組の顔ぶれがよく分からなくなってしまっていた頃に、
「今ってどんな人たちがトップ娘役なの?」と姉に聞いたことがあったのです(名前も分からなくなっていた)。
そのときに姉が、
「今は『トップ娘役』っていうより『トップ相手役』って感じなんだよねー」と言っていたのを覚えていて。
娘役の早期抜擢の傾向が強まっていた中で、
トップと言えど娘役は相手役ありきの存在になってしまって、
娘役の頂点である「トップ娘役」というより「トップスターの相手役」という印象になってしまったと。
もちろんその当時に若くして就任した方々が、
後にすばらしいトップ娘役になったのも間違いないのですが。
けれど仙名さんの場合は、
就任した瞬間から一人の独立した「トップ娘役」だったような気がします。
一人のトップ娘役の退団公演以上の意味を持つであろう「CASANOVA」。
仙名さんの宝塚生活最後を飾る公演が、
仙名さんの娘役力がいかんなく発揮される素晴らしい作品になることを祈っております。
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