スカイステージ

「雨に唄えば」、男だらけの制作発表会。

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

「天は赤い河のほとり」の原作漫画のお話の続きも書きたいのですが、本日もちょっと別の話題を。

昨日のタカラヅカニュースはいろいろ新着ニュースがありまして、
6月16日(土)から7月4日(水)までTBS赤坂ACTシアターで行われる月組公演、
「雨に唄えば」の制作発表の模様も放送されました!

ちなみにタカラヅカニュース関連で言うと今週はもう一つ外せないものも放送されており、
たぶんあの方やこの方から「あの話題まだしないの?」とか思われてそうですが、
後日そちらの話もさせていただきたいと思っております(笑)。

 

ということで「雨に唄えば」の制作発表会に登場したのは、
主人公のドン・ロックウッドを演じるトップスター珠城りょうさん(たまきち)と、
その親友コズモ・ブラウン役の「北関東の瞳」こと美弥るりかさん。

既にヒロインのキャシー・セルダンを演じることが発表されている美園さくらさんは今回の制作発表には出演されなかったようですね。

トップ主演の公演ながら相手役はトップ娘役さんではないからということでしょうか。

でも初演の安蘭けいさんバージョンのときのことをよく覚えているんですが、
あのときの制作発表にはドン役の安蘭さんとコズモ役の大和悠河さん(宙組から特別出演)に加え、
キャシー役の陽月華さんとリナ・ラモントを演じた真飛聖さん(ともに当時星組)も出演されてたんですよね。

なぜその制作発表のことをそんなによく覚えてるかというと、
そのとき初めて知った陽月さんを見て「この可愛い娘役さんは誰!?」とガスパール家で話題になっていたからです(笑)。

同じ公演で、海外ミュージカルなのでそれほど大幅に演出が変わるわけではないと思われる作品ですが、
そのときによって「主要キャスト」の扱いが変わるのは宝塚独特のことかも知れませんね。

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「雨に唄えば」

まずは主人公ドンに扮したたまきちくんが歌う「You Were Meant For Me」。

「君だけ見つめると眠れぬ夜が来る~」というバラード。

ピエール、初演の安蘭さんバージョンはビデオも持っていたのですが、
もう10年以上前の記憶なので「ああ、こんな曲あったな~」というのもちょっと忘れかけてることに気付きました(笑)。

たしかドンがキャシーと撮影所で2人きりになって、
ハシゴに上ったりして歌う曲だったかな~。

 

続いて美弥ちゃん演じるコズモの「Make'em Laugh」。

この曲は覚えてる!

たしか初演では「笑う~、笑え~、笑お~う!」っていう日本語の歌詞で歌われてた気がするので、
「Make'em Laugh」というタイトルだということは初めて知りました。

「Make'em」ってどういう意味だろうと思って調べてみたら、
「Make them」の略のようなので、
「あいつらを笑わせろ」みたいな意味ですかね??

「笑う~、笑え~、笑お~う!」っていう歌詞がいかにも訳詞って感じで日本語で聴いてるとちょっと違和感があったので、
そのまま「Make'em Laugh~, Make'em Laugh, Make'em Laugh~!」って歌ってる今回のバージョンの方がしっくり来る気がします。
(大和さんバージョンは観てなかったのですが、もしかしたら最初の再演のときもこっちだったのかな??)

皆さん口々におっしゃっていますが、美弥ちゃんの振り幅!

たまきちくんがトップになってからの美弥ちゃんは、
公演ごとにいろんな役どころを全て自分のものにしていて、
贔屓目もありますが二番手としての進化がめざましいな~と感じます。

 

そしてたまきちくんと美弥ちゃん二人で、最も有名な「Singin' in the rain」。

ピエールが子どもの頃、「デパート!夏物語」っていうドラマがあったんですが、
そのドラマの舞台になってるデパートでは雨が降って来ると店内にこの「雨に唄えば」が流れるんですよ。

で、それを聞いた店員さんたちが、
「雨に唄えばだ!」って言って一斉に売り場に傘を並べ始めるんです。

「雨が降り始めました」っていうアナウンスをするんじゃなくて、
「雨に唄えば」が流れ始めたら雨が降ってきた合図というスマートな方法で店員に指示を出すという、
子どもながらにすごいな~と感じたドラマでした(何の話)。

男だらけの制作発表会

そしてパフォーマンスの後は小川友次理事長と演出の中村一徳先生もいっしょに記者会見。

娘役さんが一人もいない制作発表って珍しいですよね。

大劇場公演以外で制作発表をすること自体がそれほど多くないからというのもあると思いますが。

左から順に、美弥ちゃん、中村先生、小川理事長、たまきちくん、と並んでるのを見て、
「男だけっていう並びもちょっと淋しいな~」と一瞬本気で思ったんですが、
よく考えたら両サイドは女性だったということに気付くまでしばらくかかりました(笑)。

 

たまきちくんは「雨に唄えば」がタップダンスを始めとするたくさんのダンスシーンに溢れた作品であることに触れ、
「映画のジーン・ケリーさんが大変すばらしいダンサーの方で、躍動感があってダイナミックなダンスを表現する方だったので、そこまではたぶん無理だとは思うんですけれども、ジーン・ケリーさんが醸し出されていた、エレガントで大人っぽいけれど恋に対してはピュアな男性であるドンの人間らしさを表現していけたら」と話していました。

そして美弥ちゃんは、
「(たまきちくんとの)二人の息が重要になってくる作品をまたさせていただけるということで、お互いの今までの個性を残しつつ、だけどお互いが何か新しいものを発見して、二人の友情だったり、仲間の愛だったり、そしてそこにほんのり温かくなるような恋が加わったりと、すべての方に楽しんでいただけるような公演になるように精いっぱいがんばりたい」
と意気込みを語っていました。

小川理事長も冒頭で今の月組について「勢いがある」ということをおっしゃっていましたが、
たまきちくんと美弥ちゃんがすごくいい雰囲気を醸し出しているというのが今の月組の原動力の一つになってる気がします。

そういう意味では「雨に唄えば」ってすごくピッタリの作品かも知れませんね~。

 

劇中で好きなシーンを聞かれると、
「Good Morning」の曲を歌う場面と、
この作品を象徴する雨に濡れる場面を挙げたたまきちくん。

「雨に濡れるのはそんなに嫌いではないので……」と笑っていたたまきちくんですが、
冷静に考えて雨に濡れるのは普通みんな嫌いなのではなかろうか……と思ってちょっと面白かったです( ̄▽ ̄)

たまきちくん、なんでもかんでも無理に前向きに受け止めなくてもいいんだよ……(笑)(//▽//)

ちょうどこの会見で着ているスーツが雨に濡れる場面で着る衣装らしいのですが、
初演を観ていたときも不思議に思っていたんですが、
この衣装って濡れた後どうやって乾かしてるんでしょうね??

二回公演のときとかって急いで乾燥機にかけるのか、
はたまたさすがに同じ衣装が複数用意されているのか。

今回こそナウオンか何かでその辺が明かされると嬉しいです(笑)。

 

そして美弥ちゃんの好きなシーンは同じく「Good Morning」。

本番までにタップを軽快にできるようにしていきたいなと言う美弥ちゃん。

それからパフォーマンスで歌っていた「Make'm Laugh」の場面は小道具もたくさん出てくることに触れていましたが、
そういえば初演でも大和さんがなんか人形みたいの激しく振り回しながら歌っていたような……。

その話を聴きながら隣で「ウンウン(⌒∇⌒)」と頷きながら聞く中村先生がなんか可愛かったです(笑)。

 

そんなこんなで、まだ観に行けるかどうか分からないのですが。

ピエール、そういえばACTシアターに行くときって高確率で雨が降ってる気がするんですよね(笑)。

なのでもしこの「雨に唄えば」に行けたとしたら、
今回も雨が降るかも知れないな~、なんて気がしてまいりました( ̄∀ ̄;)

でも雨が降るのは舞台上だけで、できれば外は晴れてて欲しいな~と思っております(笑)。

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