ときめきの原点・ファットゲダム~望海風斗・七海ひろき~
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
ピエール、本日はお馴染み猫帰省の日でございますので、こちらの記事は予約投稿で失礼致しますm(_ _)m
ということで、スターがそれぞれの宝塚を目指した原点を熱く語る番組、
その名も「ときめきの原点」。
最終回の今月は、雪組の望海風斗さん(だいもん)と、
我らが「北関東の恋人」こと星組の七海ひろきさんが登場です!
現役タカラジェンヌを代表するヅカオタジェンヌの一人でもあるだいもんと、
宝塚に限らずそもそもがオタク気質のひろきのお兄様(笑)。
最終回を飾るにふさわしい顔ぶれではありませんかヽ(;▽;)ノ
共に89期の同期生のお二人ではありますが、
組もいっしょになったことは無いですしなかなかこのツーショットってありそうでなかったから貴重ですよね~(≧∀≦)
そしてこのお二人ということはやっぱり伝説のあのトップスターのお話が出てきますよね……!!
まず最初はだいもんから七海くんに、
「疲れたときとか初心に帰りたいっていうときに観る作品とか場面とかある?」という質問。
ここでさっそく名前が挙がったのが、
元月組トップスター天海祐希さん。
天海祐希さんが大好きだったという七海くんが挙げた作品は、
「風と共に去りぬ」と「TAKARAZUKA・オーレ!」。
「小っちゃいときにこれを観て宝塚を好きになったんだ~」と、
今でもよく観ているんだそうです。
だいもんも「TAKARAZUKA・オーレ!」が大好きだそうなのですが、
その頃には既に「宝塚に入りたい!」と考えていたというだいもん。
しかしそのショーの中にある姿月あさとさんらによるロシアの場面で、
コサックダンスのようなダンスをしているのを見た瞬間、
「私あれできない!宝塚に入れない!(´;ω;`)」と思ったそうです(笑)。
他にも「ME AND MY GIRL」を観たときは「口笛吹けないから宝塚入れない(´;ω;`)」と考えたり、
「宝塚の試験に口笛とかあるのかなぁ(´・ω・`)」とか考えていた子どもだったと振り返っていました。
ちなみに七海くんが宝塚を好きになったきっかけはと言うと。
まさにテレビで放送されていた「風と共に去りぬ」で天海さんのレット・バトラーが、
「金貨で150ドル!」
と言った瞬間だったそうです。
七海くんの天海さん好き&風共好きは有名ですもんね~( *´艸`)
天海さん演じるバトラーの本物の男のようなカッコ良さと、
スカーレットを想って銀橋で歌う姿の切なさに胸を打たれ、
天海さんが出演しているいろんな作品を観ているうちに宝塚にハマっていったんだそうです。
昔と今の見方の変化
そして「昔見ていたときと今は見方が変わってる」と語る七海くん。
ファン時代はただ「わ~、素敵~(⌒∇⌒)」と思いながら見ていたけれど、
今は「いかにしてこうやって(カッコ良く)見せているのか?」と研究しながら見るようになっているそうで。
ちなみにピエール、宝塚ファンになった20代前半の頃は、
「いかにして男役さんのようにカッコ良くなれるか?(`・ω・´)」というのを研究しようと見ていましたが、
今は逆に諦めてただただ「わ~、素敵~(⌒∇⌒)」と思いながら見ています(笑)。
それからお二人が音楽学校時代の2002年の花組公演「Cocktail」。
春野寿美礼さんと瀬奈じゅんさんが濃厚に絡み合う場面を同期で集まって見つつ、
キャーキャー言いながら春野さんや瀬奈さんのマネをしていたというエピソードも明かしていました(笑)。
僕が宝塚を初めて観たのは翌2003年だったので「Cocktail」は生では観られなかった公演ですが、
ちょうどスカイステージで何度も観ていたショーで思い出深い作品でもあるので、
この作品をお二人も音楽学校時代に観ていたんだな~と思うと何だかすごく嬉しくなりました。
また、音楽学校に入るまでは宝塚について熱く語れる友達もいなかったというだいもん。
「今だったらネットがあるからちょっと呟いたら『分かるー!』って返ってくるけど、当時はそういう人がいなかったから誰にも話せなくて、でも音楽学校に入ったらみんなそういう人の集まりだからそれがすごく嬉しかった」
と前のめりになって語るだいもんがものすごく微笑ましかったです(笑)。
謎の生命体ファットゲダム
お二人とも学生時代は、下敷きに好きなスターの写真を入れたりしていたそうで。
ちなみにピエールも高校時代は田中麗奈さんの写真を下敷きにしてましたよ(⌒∇⌒)
七海くんは部屋の壁にも写真を飾っていたそうですが、
友達にはあまり宝塚が好きというのを話せなかったらしく、
誰かが遊びに来たときはこっそり剥がして隠したりしていたんだとか(笑)。
でも音楽学校に入るとみんな寮の部屋にバンバン写真を貼っているのを目の辺りにして、
「同じ思いを共有できるって嬉しい」と感じていたそうです。
尚、七海くんが下敷きに入れていたのは天海さんと相手役の麻乃佳世さんの「ある日どこかで」や「ミーマイ」の写真だったそうですが、
一方、天海さんが退団されてからイメージキャラクターを務めていた資生堂の写真を入れていたというだいもん。
さらに大和悠河さん(当時月組)にもハマっていただいもんが、
「これ分かってくれる人いたら嬉しいんだけど……」と唐突に言い出した言葉が。
ファットゲダム。
なんすかソレ(笑)?(//∀//)
だいもんによると大和さんが現役時代に木村拓哉さんと共演していたTBCのCMで演じていたのが、
「ファットゲダム」というキャラクターだそうで。
「大和さんはファットゲダムだったの!ファットゲダムがTBCでキレイになるっていう。ファットゲダムだったの!(;・∀・)」
ピエール、世の中には二通りの「面白い人」がいると思うんです。
一つは計画的に面白いことを考えて笑いを狙う芸人タイプ。
もう一つは面白いことやろうとしてるわけでもなく真面目に話してるだけなのに笑わせてしまう天然タイプ。
ちなみにピエールの周囲では肉島くんが後者の代表格なんですけどね。
だいもんも完全にそっち側(笑)(//∀//)
ちなみにいったいどんなCMなのか気になったので探してみたところ、
おそらくこれではないかというのを見つけました!
ますます混乱(笑)。
エステのCMだから、「ファット」は脂肪で、
「ゲダム」は「ムダ毛」を逆さに読んでるってことでしょうか?
しかしこのCM以上に「ファットゲダム」を連呼するだいもんが100倍面白かったです(笑)。
それぞれの「ときめきの原点」
この番組、各回のゲストのOGの方と、
その方を迎えてトークをした現役生がそれぞれ、
「自分にとってのときめきの原点」を一言で語るコーナーがありまして。
これまで出演された方々の「ときめきの原点」が一挙に紹介されたのですが一番ツボだったのはやっぱり、
「私のときめきの原点は……あなたです(⌒ー⌒)」
と答えた天寿光希さんでしょうか(//∀//)
七海くんとだいもんも爆笑してました(笑)。
しかしこの「あなたにとってのときめきの原点は?」っていう質問、
「宝塚を目指したきっかけは何ですか?」っていう意図だと思っていたので、
朝海ひかるさんの「大浦みずきさんです」とか、久城あすさんの「春野寿美礼さんです」っていう回答はすごいしっくり来たのですが。
これまで出演された皆さんの回答聞いてると、
どちらかと言うと「力の源は?」みたいな意味なんですかね~。
嫌になっても好きなんです。
そして終盤にもう一つ印象的だった話が。
「年々、宝塚への愛が深まっていくよね」と言っただいもんに対して七海くんが語った話なのですが。
「(入団してから)途中ちょっとさ、『宝塚なんてもう嫌だ』って思う瞬間とかもね、私はあったの」と七海くんが言うと、
「いや分かるよ、『もう辞めよっかな』とかね」とだいもんも同じような気持ちになったことがあると明かし。
それでもいろいろ巡り巡って「好きだからこそ、やっぱり最終的に『好きなんだ』ってなる」と、
決してずっと楽しいことばかりではないけれどそれでも宝塚が好きという気持ちに帰ってくるという、
普段はなかなか聞けない本音も垣間見えた瞬間でした。
「辞めようかなって思っても、辞めて何するんだろうって考えると、やっぱり男役以外ありえないって思って『すいません頑張ります!』ってなる」というだいもんに、
七海くんも「なんかそんな風に思ってごめん!ってなる」と話していました(笑)。
望海・七海のときめきの原点
そんなお二人が番組の締めくくりに語った「自分にとってのときめきの原点」。
七海くんは、
「私のときめきの原点は、天海祐希さんです」と。
天海さんを見なければ宝塚にも入っていないし、お芝居をするという職業に就くことも無かったと思うので、
自分の人生を変えた、宝塚にいらっしゃった天海祐希さんがときめきの原点だと語っていました。
こういうときに憧れの人お一人の名前を挙げることができるのって、
本当にその方が大好きで大好きで大好きだったんだろうな~というのが伝わってきますよね。
一方だいもんは、
「私のときめきの原点は、宝塚のステージです」と。
初めて宝塚を観たときに、素敵な皆さんが立っている舞台そのものに夢を抱いたというだいもん。
今回の番組で自分たちの宝塚愛を語り合う中で、
ステージに立っている人たちや、ステージそのものに心をときめかせてもらってるんだなと改めて感じたそうです。
久しぶりにがっつりお話をしてお互いに刺激を受けたというお二人。
「見て下さるお客様がいるからこういう番組もあるわけで、見て下さるお客様がいるから舞台があるわけで、自分たちだけじゃなりたたない世界なんだなというのを今日も改めて感じた」というだいもんを、
七海くんが「いいこと言うね~!」とヨイショしたのですが。
だいもん「ほんとに?じゃそのあとはちょっと上手くまとめて( ̄∀ ̄)」
ここにきて丸投げだいもん(笑)( ;∀;)
そんなこんなで宝塚愛の深いお二人の熱いお話。
今自分の大好きなスターが宝塚を目指したきっかけが聞けるのってすごく楽しい上に、
その人を宝塚の世界へ誘ってくれたきっかけにただただ感謝の気持ちが湧いてきますよね~。
でもこのお二人で30分番組は短すぎるよ~( ;∀;)
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