宝塚の雑記

愛を込めて。

こんばんは。

年末ジャンボを買いに行ったのですが、
後ろに行列ができているのに抱っこした赤ちゃんに向かって「何番がいーい?○○ちゃん何番がいーい?(⌒∇⌒)」って赤ちゃんの指差し待ちをしている人を「この人絶対子供の写真入り年賀状送るんだろうなぁ……」と思いながら見ておりました、
七咲ぴえるでございます。

年明けからいろいろ出費を控えておりますからね。

今年の年末ジャンボで7億円当たらなかったら、
1月は目と耳塞いで布団かぶって寝てようと思います。

 

ということで、最近めっきりブログの更新もサボってしまい、
管理画面にログインすらしない日も増えてしまいました。

腹いせのようにAmazonプライムで映画を観まくったり、
TSUTAYAの100円クーポンが来たらプライムに入ってないけど気になってた映画を借りてきたりしております。
(ちなみに今は「バーフバリ」を観ているよ)

そんな中、2回ほど宙組公演を観に行ったりもしておりました。

1回目は「レガーロ」っていうパスタを買って応募すると当たるやつだったんですけどね、
これを姉が見事に当選させてくれて行く事ができまして。

席は当日現地でくじ引きのように引いて決まるスタイルなので、
普段B席観劇ばかりのガスパール家もこういうときはSS席のチャンスすらあるわけですよ。

当てるぞ~、SS当てるぞ~。

と意気込んで引いたチケットに書かれていたのは!

 

2階14列。

 

いつもと同じじゃねーか。

 

まぁ、無料ご招待のやつだからね……文句は言いませぬ……でもあまりに見慣れた景色だったからさ……(。-∀-)

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七海ひろき、最後のキャストボイス

そんな日々を過ごしておりました本日。

元日より始まる星組大劇場公演「霧深きエルベのほとり/ESTRELLAS~星たち~」のキャストボイスが更新され。

この公演で退団される我らが「北関東の恋人」こと七海ひろきのお兄様の、
最後のキャストボイスも公開されました。

男役黒燕尾の振り付けの緊張感。
鏡に映る自分との孤独な戦い。
全員の空気が動いた時の気持ち良さ。
真剣に台本と向き合う姿。
みんなの心からの笑顔。
他愛もないお喋り。笑い声。
二度と過ごすことのない大好きな空間と景色、心に焼き付けようと思う。
最後まで皆さまの心にいつまでも消えない輝きを残せますように。愛を込めて。

(引用:宝塚歌劇公式サイト)

最近あまり公式サイトも開くことが減ってしまっていたのですが、
このキャストボイスが公開されてからTwitterのフォロワーさんたちが皆さんそれぞれの思いを綴っていて。

わずか10行足らずのメッセージだけど、
そこからそれぞれの人たちがたくさんの思いを受け止めていて。

ああ、これが好きだったんだよなぁ、と思い出したんです。

決してたくさんのチャンスを与えられて来たわけではなかった七海くん。

星組に来てからも、
どれだけの役がもらえるのか、
ちゃんと見せ場は与えられているのか、
歌のソロはあるのか、センターに立つ場面はあるのか。

毎公演、多くの活躍が確約されているとは言えない中で、
たとえそれがわずかな出番であってもひとつひとつの瞬間を心に焼き付けて来た七海くんファンの同志の皆様。

歌うソロがたったワンフレーズであっても、
ファン同士でそのたった6文字のフレーズを歌って盛り上がったり。

「七海ひろき」と名前の振られたわずかな楽曲をダウンロードして、
何度も何度も繰り返し聴いたり。

ときには歌詞にも載らない吐息の色気について熱く語り合ったり。

ときには間奏部分の表情や動きを思い出して舞台で観たときの感動を思い起こしたり。

ときには毎日のように鯖を食べたり(笑)。

「七海ひろきのもの」として供給されるものが決して多くなかったからこそ、
それがわずか6文字であっても、吐息であっても、形にすらならない記憶であっても。

鯖であっても(笑)。

わずかな小さな「七海ひろきのカケラ」を集めて、
ファン同士でキャーキャー言いながらいっしょに盛り上がる時間が大好きでした。

キャストボイスの言葉を繰り返し読みながら、
本当に素敵な言葉を綴ってくれる人だな、と改めて感じました。

たった6文字でもファンに幸せを与えてきてくれたお兄様。

数行のキャストボイスからファンの心に刻まれる思いは、
これから一生の宝物になると思います。

 

七海くんが初舞台を踏んだ2003年に同じく宝塚を初めて観劇したピエール。

もしもあの頃に戻れたとしたら、と、最近よく考えています。

もしもあの頃に戻れたとしたら、
今度はもっと早く七海ひろきという男役のファンになって、
見過ごしてしまった景色をたくさん取り戻せるのに、と。

けれど、当たり前だけど時間を戻すことはできないので、
残されたわずかな時間を、精いっぱい心に焼き付けたいと思います。

音楽学校時代を含めると18年もの時間を宝塚という世界に捧げてくれたお兄様。

最後の瞬間に、その18年で一番幸せな瞬間が「今」だと思ってもらえますように。

愛を込めて。

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