宝塚の雑記

花組退団者発表(「青い薔薇の精/シャルム!」集合日)。

こんばんは。

七咲ぴえるでございます。

本日は、花組大劇場公演「A Fairy Tale-青い薔薇の精-/シャルム!」の集合日。

100周年の2014年から花組トップスターを務めて来た明日海りおさんの退団公演。

すなわち、明日海さんにとってこれが最後の集合日となるわけですね。
(東京公演の集合日もあるけど、一つの作品のお稽古が始まる純粋なスタートという意味で)

一回一回の公演に命を懸けているタカラジェンヌの皆さま。

それでも何年も在籍していると、やっぱり集合日が来て、お稽古が始まって、初日を迎えて、千秋楽を迎えて、
また次の集合日が来て、という繰り返す日々がどこか当たり前のように過ごしているのかも知れませんが。

けれど、退団公演の集合日というのは、
やっぱりどこか特別な気持ちで迎えられるんじゃないかなと思います。

 

そして同時にこの公演は、
我らが「オハナちゃん」こと華優希さんの大劇場公演お披露目でもある公演。

トップ娘役として迎える初めての大劇場公演の集合日、
きっとオハナちゃんにとっても、今までとは違う思いでこの日を迎えたことでしょう。

自身のお披露目を祝福する温かさよりも、
おそらく明日海さんの退団公演として注目を集める中でヒロインとしてデビューするのは、
オハナちゃんにとって想像もできないほどのプレッシャーのかかる公演だと思います。

それでも、蘭乃はなさん、花乃まりあさん、仙名彩世さんと受け継がれてきた、
宝塚史に残る偉大なトップスター明日海りおさんの最後の相手役として、
今までより一歩でも二歩でも成長した姿で。

何よりも、「私の武器は笑顔だ!(⌒∇⌒)」と言い聞かせて、
決して笑顔だけは失わないように音楽学校の受験に挑んだというオハナちゃん。

技術的には仙名さんたちにまだ及ばなかったとしても、
オハナちゃんにとって、娘役にとって最高の武器である、
絶対最強の可愛い笑顔を失わずにヒロインデビューを果たして欲しいと思っています。

大丈夫!

オハナちゃんの笑顔は最高の武器だから!

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城妃美伶さん退団発表

そしてこの公演で、明日海さんと共に下記の方々が宝塚を卒業されることが発表されました(敬称略)。

芽吹幸奈
白姫あかり
乙羽映見
城妃美伶

理央 ひかる(本日2019年7月8日付)

皆さんおっしゃってましたが、
明日海さんも朝夏まなとさんの退団を彷彿とさせるような、
娘役さん4人を連れてのはべらかし退団となるのですね……。

芽吹さんは前任の花野じゅりあさんの後を継いで副組長に就任したばかりなのに、
組長・副組長に就任して間もないのに退団してしまう方って、
結構いるんだなぁというのを最近になって感じております。

 

そして、しろきみちゃん。

「花より男子」でヒロインの牧野つくし役を務めたばかりのタイミングでの退団は、
月並みな表現ですが率直に信じられない気持ちです。

星組時代も含めると5回の新人公演ヒロインを経験してきたしろきみちゃん。

別箱ヒロイン経験も豊富で、ここまでたくさんヒロインを経験した娘役さんも、
歴史を遡ってもなかなかいないのではないかと思います。

僕が初めてしろきみちゃんを認識したのは、
花組生になって初めての「Ernest in Love」のセシリイでした。

そのあと花組生として初めての大劇場公演「カリスタの海に抱かれて」では新公ヒロインを務め、
映像でしか観ていませんがそのときのアリシア役がすごく可愛くて魅力的で。

ものすごく大ファン!という立場ではなかった僕がしろきみちゃんのことを語るのは失礼かも知れませんが、
それでもしろきみちゃんは気付けば応援したくなる不思議な魅力を持った娘役さんだと感じていました。

歌もダンスもお芝居もそつなくこなせる娘役さんと言われますが、
僕が一番魅力を感じていたのはそれら技術面よりも「印象の良さ」みたいなところで。

前に出過ぎるようなこともしない、
でも媚びるような不自然なぶりっ子さもない、
いつもすごく自然体でいるように感じる娘役さんという印象で、
話したことも無いのでもちろんただの想像に過ぎませんが、
きっとすごく性格のいい子なんだろうなーといつも感じていました。

なんとなく、しろきみちゃんみたいな子が職場とかにいたら、
たぶん男女問わずみんなしろきみちゃんのことが大好きになるんじゃないかなと思うような人で。

オハナちゃんのトップ就任のタイミングでのしろきみちゃんの卒業。

オハナちゃんの魅力も、しろきみちゃんの魅力も、
それぞれを語ろうとすればいくらでも言葉が出て来る気がするのに、
こうして一つの公演を違う立場で迎えるお二人を並べて語ろうとすると、
今はちょっと的確な言葉が見つけられません……。

けれど、オハナちゃんを祝福することと、
しろきみちゃんが幸せな気持ちで宝塚を卒業していくことを同時に願うのは、
決して矛盾することではないと信じたいです。

「A Fairy Tale-青い薔薇の精-」配役発表

そして、「A Fairy Tale」の配役も発表になりました。

新作だし、公演解説を読んでもいまいちストーリーが頭に入ってきていないのですが、
とりあえず表にまとめるだけまとめておきたいと思います。

配役 出演者
薔薇の精エリュ 明日海りお
シャーロット・ウィールドン 華優希
ハーヴィー・ロックウッド 柚香光
ディニタス 高翔みず希
メアリー・アン 芽吹幸奈
オズワルド・ヴィッカーズ 瀬戸かずや
ニック・ロックウッド 水美舞斗
ケヴィン・グリフィス 優波慧
フローレンス・ウィールドン夫人 城妃美伶
ベン 綺城ひか理
ウィルトス 飛龍つかさ
マシュー 帆純まひろ
プルケ 音くり寿
白い薔薇の精 聖乃あすか

今気付いたんですが、公演解説文、
ラインアップが発表になった当初とちょっと変わってるというか追記されてますかね?

最初はシャーロットとかハーヴィーとかの名前は解説文の中には出てきてなかったような?

 

そして早くも人物紹介ページなるものが公開されていますが、
どこかで見たことあるようなスタイルだと思ったら同じく植田景子先生の「ハンナのお花屋さん」のときでしたね。

あのときは最初はただのワードをアップしたみたいなやつで表示されてたっけ……。

それにしても……。

 

Mysterious Old Lady[謎の老婆]

Mysterious Lady[謎の貴婦人]

 

英語にする意味ある……?(小声)

 

神秘の世界に住まう精霊たち
Secret People in Mystique World

 

精霊って"Secret People"なの……?

 

僕は未だにハイセンスなMysterious Words in Keiko's Worldに追いつけていないようです……。

でもしかし、「ハンナ」のときも前評判というか期待値は決して高くなかったものの、
始まってみたら意外に良かったと大好評だった記憶もありますしね。

明日海さんのトップ10作目の大劇場公演にして最後の公演がショーの「シャルム!」とともに素敵な作品になりますように。

そして明日海さんを始めとする退団者の方々にとって、
最高に幸せな公演になることを祈っています。

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