「薔薇に降る雨」(新人公演)を拝見して
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
ピエール、この週末はついに念願のバウ遠征を果たしているところでございますので、
本日の記事は予約投稿させていただいております( ̄∀ ̄)
そんなわけで、現在公演中の「北関東の恋人」こと七海ひろきさん主演の星組公演、
「燃ゆる風~軍師・竹中半兵衛~」。
その初日に合わせて放送された七海くんの最初で最後の新人公演主演、
「薔薇に降る雨」をご覧になりまして??
ピエールはご覧になりましてよーーーー!!(≧∀≦)
「薔薇に降る雨」
この「薔薇に降る雨」という作品は、2009年の宙組公演。
宙組トップコンビ大和悠河さんと陽月華さんの退団公演でもあり、
ショーの「Amourそれは…」は95期生の初舞台公演でもありました。
ご覧になったことの無い方に超ざっくりご説明しますと、
若き日に出会った恋に落ちた男女二人が数年後に再会し、
空白の時間を埋めるように一瞬で恋の炎を燃え上がらせるも今のお互いにはそれぞれ婚約者がおり……、
という宝塚らしい設定の物語です。
紅ゆずるさんは最後の新人公演「スカーレット・ピンパーネル」で初主演を果たすまで、
なかなか新公でも大役のチャンスに恵まれなかったと書かせていただきましたが、
七海くんもこの「薔薇に降る雨」で主演するまで2番手の役などを与えられたこともなかったようで。
僕は当時スカステ難民&宝塚離れ真っ最中で、
「七海ひろきっていう人が新公主演」ということすら知らずにいたのですが、
当時見ていた方々の中ではきっと、
「七海ひろきが主演に大抜擢!」って話題になってたんでしょうね~。
ちなみに当時の宙組には七海くんと同期で主席の凪七瑠海さんもいらっしゃって、
どちらかと言うと当時の七海くんは凪七さんの陰に隠れた存在だったんじゃないのかな~と。
しかしこの「薔薇~」には凪七さんは出演しておらず、
何でかな~と思ったら月組公演「エリザベート」にシシイ役で特別出演という、
異例の事態になってた時期だったからでしょうか。
ちなみに凪七さんもこの次の「カサブランカ」で新公初主演を果たしていますね。
こっちも放送しないかな~。
七海くん×正塚作品
で、この「薔薇に降る雨」の作・演出は正塚晴彦先生。
新人公演でやるにはあまりにも難しいと言われる大人の物語を綴る正塚作品。
しかしピエール、以前から七海くんは正塚作品がすごく合うんじゃないかと思っていたのですよ!
すごく繊細なお芝居をする七海くん、
小顔に長身でスタイルも抜群なのでスーツも超似合いますし、
まさに正塚作品に必要とされる「芝居心」と「スーツの着こなし」が七海くんには備わっている!(≧∀≦)
もちろん新公なので、まだ大人っぽさよりも初々しさが目立ってはいましたが、
そんなところも今の七海くんまでの進化を感じて何かそれだけで泣けてくる(T^T)
お歌は少々デンジャラスなところもありましたが、
新公だからそういうのもご愛敬!(≧∀≦)ノシ
(本公演もなかなかデンジャラスでしたしね(//∀//))
この頃の七海くんってまだ表情もあどけなくて、
今よりちょっと顔もむくみがちだった気がするのですが、
ホントここ数年で一気に垢抜けた気がするんですよね~。
今回の「半兵衛」も大好評で感動の嵐のようですが、
いつか七海くん主演で正塚作品が観たい……!
絶対!絶対カッコイイから~~~~!!(//∀//)
初々しいあの人
そして七海くんの初々しさもさることながら、
さらに初々しい姿が印象的だったのが七海くんと同期の純矢ちとせさん!
七海くん演じるジャスティンの現在の恋人ヘレンを演じているのですが、
なんか声が可愛い!(//∀//)
いや、純矢さんと言うとどうしても、
「TOP HAT」でのマッジ役の印象がどうしても強くて、
何て言うかもう男を足蹴にして屍になるまで踏みつけそうな女性を演じるイメージだったのですが(言い方)。
まして七海くんの恋人役とかいう設定だとますます「TOP HAT」を思い出しちゃうじゃないですか(//∀//)
でもこのときの純矢さんすごく可愛い声で、
ヘレンはいわゆるいいところのおしとやかなお嬢さんというキャラクターなのですが、
「こんなに可愛い子も結婚して何年か経つとマッジみたくなっちゃうのか……」
とか邪念を抱きながら観ることになってしまいました(笑)。
ところで数々の名台詞が登場する正塚作品、
この「薔薇~」でもすごく印象的な台詞がたくさんありました。
ジャスティンが愛花ちさきさん演じるヒロインのイヴェットに言う、
「正直な気持ちに意味が無いのなら、この世に意味のあるものなんて一つも無いよ!」とか。
しかし逆の意味ですごく印象に残っているのが、
別れ話を切り出したヘレンから「私が必要……?」と問われたジャスティンが答える、
「……必要だと思う」という台詞。
「必要だよ」じゃなく「必要だと"思う"」。
この語尾が付いてしまったことによって、
もう二人の関係が終わりなんだということをヘレンに確信させてしまったんじゃないかな~と。
男性諸君、女性に対する言葉遣いにはくれぐれも注意致しましょう( ̄∀ ̄)
終演後の挨拶で七海くんが声を震わせながら、
この作品では「7年前」というのが一つのテーマになっていることに触れつつ、
「7年前、宙組に組配属され、私は本当に何もできない子でした( ;∀;)」と語ると、
客席からはさっそく温かな笑い声(笑)(//∀//)
愛おしいな~、すべてが愛おしいな~( ;∀;)
ちなみに以前Twitterで見かけたのですが、
七海くんの茨城訛り丸出しの新公挨拶が伝説となっているようで。
どうやらそれは新公トークの際に流れたもののようなので、
大劇場の新公の際の挨拶だったのかな?
あれ最初に見たとき、一人でゲラゲラ笑いましたよ~(//∀//)
あっちも放送してくれないかな~(*´∇`*)
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