宝塚の雑記

損失が大きすぎる宙組退団者発表。

こんばんは。

七咲ぴえるでございます。

最近、全然更新しておりませんが、生きております。

毎週観劇予定が入っていて物理的に忙しいというのもあるのですが、
「今日は更新しよう」「明日こそ更新しよう」と思いつつ、
何だかものすごい喪失感ばかりが募ってきて言葉がまとまらず……。

 

そんな中、本日は宙組大劇場公演「オーシャンズ11」の集合日でしたね。

再演ということもあってか既に配役はかなり早く発表されていましたが、
この公演で退団される方々が発表されました(敬称略)。

純矢ちとせ(89期)
澄輝さやと(91期)
愛白もあ(93期)
蒼羽りく(93期)
風輝駿(98期)
はる香心(100期)
雪乃かさり(100期)

 

多い…………。

 

純矢さんは存在感抜群の上級生で、
間違いなく組長コースまで残ってくれる人材だと思っていました。

でも、最近こういう芸達者で「きっと組長や専科になる」と思っていた方々が続々と退団してしまうんですよね……。

89期は七海ひろきのお兄様や美弥るりかさんが立て続けに退団する中で、
純矢さんの退団によってまた一人いなくなってしまうことに。

僕はあまり「○組ファン」とか「○期ファン」といった「箱推し」になることは多くないタイプなのですが、
自分の宝塚初観劇の年の2003年に初舞台を踏んだ89期、
自分の同級生が高卒で音楽学校に入っていたら2003年初舞台ということもあり、
89期はやっぱり特別な存在に感じてきました。

ついこないだまで各組に一人は現役生が残っていた89期なのに、
七海くん、美弥ちゃん、純矢さんの退団により、
星組、月組、宙組からは一人もいなくなってしまうのですね……。

 

澄輝さんと蒼羽さんは新公主演経験もある、
今の宙組を作り上げて来た重要な存在のお二人。

蒼羽さんと同期の愛白さんはヒロイン経験こそ無いものの、
タカラジェンヌの中でも特に超人類的なスタイルの良さで、
「宝塚を見てる!」と感じさせてくれる素敵な娘役さんです。

これもついこないだまで宙組は93期がすごくたくさん現役生として残っている印象があって、
そこに芹香斗亜さんも組替えしてきてさらに93期が賑やかになったなーと思っていたら、
愛月ひかるさんが専科に異動したのに続けて蒼羽さんと愛白さんは宝塚を卒業。

まるでひかるちゃんが専科への異動で宙組を巣立ったあとを追うように宙組からいなくなってしまうお二人……。

退団はご自身の決断だと信じているけれど、
そうは言ってもこんなに次から次へと上級生を手放しちゃって大丈夫なの!?と思ってしまいます(宙組に限らず)。

 

下級生に疎いピエールは風輝さん、はる香さん、雪乃さんについては詳しくはないのですが、
はる香さんについては一つ思い出があって。

前トップスター朝夏まなとさん(まぁさま)の大劇場お披露目公演「王家に捧ぐ歌」の某貸切公演を観に行った際、
幕間の抽選会でくじ引きのお手伝いをされていたのがはる香さんでした。

そのときに姉がまぁさまのサイン入り色紙をゲットしたのですが、
その番号を引き当ててくれたのが他でもないはる香さんでした。

あのときは組配属されたばかりの超下級生と思っていたのに、
もう卒業されてしまうのですね……。

 

退団もあれば組替えもあり新陳代謝は避けて通れないのが宝塚。

でもやっぱり節目節目で「一つの時代」が終わるのを感じることってこれまでにも何度かあって。

自分にとっては初観劇時のトップコンビである和央ようかさんと花總まりさんが退団されたのが、
宙組の顔ぶれが一気に変わったこともあって「宙組の一時代が終わった」と感じたときでした。

雪組から組替えしてそのままトップに就任された貴城けいさんも大好きだったけれど、
一公演で退団されてしまいさらに感情がぐちゃぐちゃになって、
それからしばらく宙組離れしてしまう時間が続きました。

観劇自体はしていたけれど、トップコンビと数名の上級生しか知らない日々でした。

 

そんな自分が一気に宙組に引き戻されたのが、
まぁさまのプレお披露目の「TOP HAT」。

まぁさまの魅力にハマり、実咲凜音さんとのコンビも大好きになり。

この公演が宙組生としてラストだった七海くんにもすっかりハマって。

同期の純矢さんとの夫婦役の掛け合いも最高だったなぁ。

「チャラチャラの雲がみりみりの雲をタッハッ!」とか言ってた頃はただただ楽しかった……(泣)。

そのタイミングで七海くんが組替えしてしまったのは淋しかったけれど、
まぁさま、真風くん、ひかるちゃんのピラミッドも大好きで、
宙組で宝塚デビューした自分がホームに帰って来たような気持ちになれました。

 

「花組が元気な時代は宝塚が元気な時代」という言葉を聞いたことがあるけれど、
自分にとっては「宙組に夢中になれる時代が宝塚に夢中になれる時代」のような気がします。

こんなことを言うとこれからの宙組を支える方々には失礼になってしまうかも知れないけれど、
宙組育ちの七海くんが卒業し、宙組育ちのひかるちゃんが専科に旅立ったことも含めて、
宙組の一時代が終わってしまうんだな……という寂しさが拭い切れません……。

とりあえず、今日は「TOP HAT」のDVDを観ようと思います……。

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