そうは言ってもパロディが見たい(「タカラヅカスペシャル2016(※2016だよ!)」を拝見して)
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
ということで、先日よりスカイステージにて放送されております、
「タカラヅカスペシャル2016~Music Succesion to Next~」。
ピエール、昨年はライブビューイングのチケットも外れて観に行けなかったので、
タカスペ2016を観るのはこれが初めてでございました。
既に2017の開催も終わったというときに2016の感想とか言うのもアレなんですが(タイミング的に今日になってしまった……)、
とりあえずピエール的に印象に残ったパートを書き残しておきたいなと。
余談ですが、昨日は仕事帰りに「スターウォーズ」か「鎌倉ものがたり」を観て帰ると宣言していたピエールですが、
結局「スターウォーズ」を観てきました(* ̄∀ ̄*)
定価で映画を観たのなんて何年ぶりだろう……(笑)。
ヘラオとペラオとミリオ
プロローグが終わり、各組トップスターと轟悠さんの5人でのトーク。
(2016年は雪組が東京公演中で出演せず)
トップスターとして並ぶのはこれが最初で最後だった朝夏まなとさんと紅ゆずるさん。
「二人の間だけで呼び合ってる名前があるんですよ~」というお二人。
それはどんな呼び名かと言うと。
朝夏「ヘラオく~ん(⌒∇⌒)」
紅「ペラオく~ん(⌒∇⌒)」
由来とか一切の説明なく謎の愛称が呼び交わされた瞬間でした(笑)。
しかもそんな二人に対して横で見ていた明日海りおさん。
明日海「お二人とも『ペラオくん』なんですか??(⌒∇⌒)」
「ヘラオくん」と「ペラオくん」を聞き分けられなかった「ミリオくん」(笑)。
朝夏・紅「い、いえ、違います。『ヘラオくん』と『ペラオくん』です(;・∀・)」
やだやだ~、ミリオくんのおとぼけのせいで説明入って面白さがブレちゃう~(笑)( ;∀;)
パロディはありません宣言
プロローグ後のトークで轟悠さんの口から告げられた、
「先に申し上げておきますが、今年は各組のパロディコーナーはございません」。
少尉が会場に向かう車の中で怒ってる姿が目に浮かぶよ~~~~(゚∇゚;)カタカタ
いや、でもピエールも去年のタカスペのときに「パロディが無いらしい」と聞いたときは、
正直かなり残念に思いました。
ちなみにパロディが無い理由として説明されたのはいくつかあったのですが、
一つは2010年に亡くなられた、宝塚音楽学校校長などを歴任された小林公平氏の七回忌と、
2000年に亡くなられた作曲家・寺田瀧雄氏の十七回忌というもの。
最初これ聞いたとき、
刻むな~~( ̄∀ ̄;)
と思ってしまったんですよね(^^;)
だってね、単純に考えたら、一年とか十年とかの区切りの年はともかく、
七とか十七とか中途半端な数字まで意識して自粛してたら、
毎年誰かしらの何回忌に当たって何もできなくなっちゃいそうじゃないですか。
でも改めて調べてみたらこの「○回忌」って必ずしも一般的なキリのいい数字でやるものではなくて、
一回忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、三十七回忌、五十回忌、
といった年に行われるものみたいですね(無知でごめんなさい……)。
なので小林先生の七回忌と寺田先生の十七回忌が重なったからパロディは無しでお二人を偲ぶコーナーをやりましょう、
というのは分からなくも無いのですが。
そもそも日本人って「○回忌」とか出されるともう反論したらワガママだ非常識で不謹慎だって言われちゃいますもんね……何も言えなくなっちゃいますもんね……ある意味ずるいよねこのワード……。
けれどそういう故人を偲ぶ機会は何もタカスペに重ねなくても、
追悼コンサートを開催するとかでもできたはずですし(今はスケジュール的に厳しいかも知れないですが)、
少なくとも自分がタカスペに期待というか楽しみにしているのはそういうことじゃないんだけどな……とも思ってしまいました。
名曲の数々を歌い継ぐのも素敵だとは思うのですが、
後で振り返ったときに「2016年のタカスペってどういうことやってたっけ??」って印象が薄くなってしまいそうなのも淋しいんですよね(´・ω・`)(主題歌も前年と同じだったし……)
あと「エリザベート」の日本初演から20周年に合わせたコーナーもあって、
各組のトップと二番手が入り乱れて「エリザベート」の代表曲を歌うという演出も贅沢と言えば贅沢でしたが、
やっぱり何か物足りなさは否めなかったな~と。
それから「今年はパロディはありません。なぜなら~~」ってタカラジェンヌの口から言わせたらファンも黙るだろう、
みたいに思われてそうなのもちょっと不満(笑)。
こういうのってよくありますよね……不評な作品や演出を「こういうのやりたいと思ってたんですよ~」って生徒さんたち本人が言ってるとファンは本音で不満を言いづらくなる的な。
それを逆手にとって後付けで「本人の希望」ってことにされてることがあるんじゃないかとナナメな見方をしてしまうピエールでした(笑)。
でもパロディをやるのはお稽古する生徒さんもネタを考える演出の先生も大変でしょうから、
それができないくらいにスケジュールがタイトだった、というのが実際のところなのかなと考えて諦めることに致しました……。
しかし今年(2017)のタカスペに行かれた方によると、
パロディこそ無かったもののトークが面白かったとの評判を聞きましたので、
一年後に放送されるであろう日を楽しみに待ちたいと思います( *´艸`)
野郎どもとアイリーン、夢の共演
それからピエール的に何とも嬉しかったのが、
これがトップ娘役に就任して初めての舞台となった綺咲愛里さん(アイリーン)。
紅くんと共にトップ初仕事がいきなりタカスペって緊張しただろうな~と思いつつ。
そんなアイリーンがいろんなスターと同じ画面上に映ってる!っていうのがいろいろありまして。
特にプロローグ後にまぁさまが「演奏は宝塚歌劇オーケストラの皆さんで~す!」と紹介するときに、
まぁさまの後ろにアイリーンと愛月ひかるさんがいっしょに映っていたのです!
組も違うとなかなかこうやって並んでる姿を見る機会は無いですが、
ひかるちゃんとアイリーンという何ともピエ得な並びでございました(*´∇`*)
あとは終盤には芹香斗亜さんとアイリーンが並んで映る場面もあって、
これまたレアな並びだな~と一人はしゃいでおりました(≧∀≦)
星組出身のとあちゃんはアイリーンといっしょに舞台に立っていた時期もあると思いますが、
当時はまだピエールがとあちゃんファンにもアイリーンファンにもなる前だったのと、
そもそもお二人とも下級生でそんなに画面に映る機会も無かったでしょうしね~。
こういう並びがいろいろ楽しめるのはやっぱりタカスペならではだと思います(≧∀≦)
一皮むける前の七海くん
たしかこの時期はちょうどバウ単独初主演公演、
「燃ゆる風~軍師・竹中半兵衛~」のお稽古中だった「北関東の恋人」こと七海ひろきさん。
贔屓目もあるかも知れませんが、
この一年でものすごい進化した気がします!
思えば2017年の七海くんは「燃ゆる風」に始まり、
「THE SCARLET PIMPERNEL」のロベスピエール、
そして梅芸版「オーム・シャンティ・オーム」のムケーシュと当たり役の連続で。
この一年でまるで別人のように、まさに生まれ変わった年だった気がします。
こういう年こそタカスペでいろんな公演を振り返るのが楽しいのに、
こんなときに限って2017年の星組は東京公演中で出演せず……( ;∀;)
ピエール、今年のパロディを予想しながら。
初演の「オシャンティ」でムケーシュを演じた「サッカー少年」こと礼真琴さんが「さよならシャンティ、愛していたよ……」と舞台に火を付けて。
半兵衛に扮した七海くんが「燃~え~て~~燃えて燃え~~~て~~~~~」って歌いながら火に油を注いで。
紅くん演じるパーシー率いるピンパーネル団が「飛び込もう炎へ~~~~!!」って歌いながら。
「パーシー!ガチで炎に飛び込んだら死んじゃうって!!( ;∀;)」ってパニックになる姿まで想像していたんですが。
全部想像し終わった後で「そういえば今年は星組いないんだ( ;∀;)」って気付いてしまいました……(笑)。
新たな顔ぶれのトップスター
そしてもう一つは、これは毎年のことではありますが、
前年とは変わったトップスターの顔ぶれ。
月組は龍真咲さんから珠城りょうさんに変わり、
星組は北翔海莉さんと妃海風さんから紅ゆずるさんと綺咲愛里さんに変わり。
当たり前ですがこのトップスターたちの並びの変化を見ると、
時代が一つ移り変わったんだな~というのを感じますよね。
そして今年2017年もまた、
花組が花乃まりあさんから仙名彩世さんに変わり、
雪組は早霧せいなさんと咲妃みゆさんから望海風斗さんと真彩希帆さんに変わり、
宙組も朝夏まなとさんと実咲凜音さんから真風涼帆さんと星風まどかさんに。
今は誰もトップの退団が予定されていない状況で、
何だかこういうタイミングって結構久しぶりな気がするのですが、
それでもいずれはこの顔ぶれがまた変わっていく日が来るわけで。
きっと2017年のタカスペを後で振り返ったときにも、
「このときは○○さんがいたんだ~( ;∀;)」って懐かしむ日が来るんでしょうね。
だからこそそんな大切な瞬間を見逃さないよう、
タカスペは土日にやって欲しい……。
そして大劇場でやって欲しい……(笑)。
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