宝塚の雑記

七海ひろきさん退団発表から1年~夢のおわりと、夢のはじまり〜

こんにちは。

七咲ぴえるでございます。

本日は2019年11月17日。

一年前、2018年11月17日(土)に七海ひろきさんの退団が発表されてから、
今日でちょうど一年が経ちました。

あっという間だったなー。

けれど、長い時間でした。

11月11日にディナーショー「Dearest」が東京で初日を迎え。

ちなみに某闇人のツイートで知ったのですが、
11月11日の誕生花は何と椿だそうで。

椿と言えば七海くんが主演した「燃ゆる風」で重要なモチーフとなっている花。

そんな椿が誕生花の11月11日に初めてのディナーショーが初日を迎えたというのも、
何だかすごい巡り合わせだな~と感じます。

そして翌12日には、よーこ©さんや某お友達のお陰でガスパール家も3人で観劇することができ。

13日は休演日で、14日と15日は宝塚ホテルで開催され、16日に1日だけお休みを挟み。

そして忘れもしない、2018年11月17日(土)に迎えた集合日。

「宝塚歌劇団星組 七海ひろき」の退団が発表されました。

記憶力の薄弱なピエールですが、あの日のことは本当に鮮明に覚えていて。

集合日を迎えた朝から居ても立ってもいられず、
近所の神社に行って「どうか七海くんが退団しませんように」とお祈りしてきて。

すぐに帰る気にもなれずご飯を食べたりなんやかんやして帰る途中の商店街で退団を知り、
しばらく道の真ん中に立ち尽くして動けませんでした(車道じゃないよ)。

あの場所に立つと、今でもあの瞬間のことを思い出します。

毎日通る道というのが厄介なところなんですけどね(笑)。

 

そのとき書いていた記事を読み返してみたら、
退団発表の時点で大劇場と東京合わせて7回分チケットを確保していたようです。

普段は多くてもせいぜい4回くらいなので、
何となく退団を予感していたんだなと自分でも思います。

ディナーショーが発表されたときから、
「もしかしたら」とずっと怯えていたのは僕だけではないでしょう。

でもそれを口に出してしまうと現実になってしまいそうで、
そんな予感はしていないフリをしてあの日まで無理やりはしゃいで過ごしていた気がします。

だから退団の発表も青天の霹靂というよりは「やっぱりそうか……」という気持ちでしたが、
それでも心の準備なんてできているはずもなく今まで味わったことの無い喪失感を経験しました。

ちなみにその後もチケット取りに奔走し、
最終的に19回観劇できました(笑)。

 

まだ毎日更新していて、ランキングでも1位を死守していた頃、
「そんなに無理して毎日更新しなくてもたまには休んでいいんじゃない?」と七海ファンの友達から言われたことがあります。

そのときに正確に自分の意図を伝えられたか記憶が曖昧なのですが、
僕が毎日更新していたのは一つの理由がありました。

星組に来てからの七海くんは、常に瀬戸際の戦いを強いられていたように思います。

宝塚に興味を持って、初めて観劇したり、これから初めて劇場に行こうとしている人が、
ネットで宝塚のことを検索したとき。

「ブログランキング1位の人が応援している七海ひろきってどんな人なんだろう」と興味を持ってもらえて、
七海くんの人気がもっともっと上がってくれたら。

何かが変わるかも知れないと、今思えばあまりに高慢な考えですが、
そんな風に思って毎日更新していました(もちろん単なる承認欲求ゆえというのも理由の一つでしたけどね)。

必死で1位に執着していたように思われたかも知れませんが、
たぶん皆さんが思う以上に本当に必死で執着してました(笑)。

自分の性格上、確実にトップになりそうな人のファンになっていたら、あんなに必死にも夢中にもなれなかったと思います。

でも、七海くんの退団が発表されて、
自分がいかに空虚な力にすがっていたかということを思い知った気がします。

それでも、自分のブログがきっかけで七海くんのファンになった人が一人でもいたとしたら、もうそれだけで自分の役割を果たせたんじゃないかと思っています。

 

七海会の方々の中にも、すごく仲良くしてくれた人がたくさんいらっしゃいました。

退団公演中のある日、七海会の友達から、
「今日の入りのときに前にいた人が、『ピエールくん最近めっきり更新しなくなっちゃったけど、ちゃんとお見送りできるのかな~』って心配してたよ」と聞き、
ものすごく救われた気持ちになりました。

会に入るほどに大好きな人の退団を控えて必死な中で、
会ったこともない自分のことも同じファンの仲間として思い出してくれる人がいることが本当に嬉しかったです。

実際に大劇場でも東京でも千秋楽を劇場で見送ることができたのは、
七海ファンの友達が背中を押してくれたおかげです。

時には崖から蹴落とすくらいの雑な押し方のときもありましたが(笑)。

 

退団してから8ヶ月が経とうとしている今、
退団発表のときには予想もしなかった勢いで活躍の場を広げているお兄様。

周りを見ると、その全てを追いかけ続けている人も多い中、
僕は数えるほどしか付いて行けていないかも知れません。

でもそれは決して七海くんを応援する気持ちが冷めてしまったとかではなく、
もともと情報を追いかけるのが得意なタイプではないため全部を追いかけようとすると逆に疲れて気持ちが途切れてしまいそうだからな気がします(あとお金が無い)。

ついこないだまではアイリーン(綺咲愛里さん)の退団公演を追いかけるのも忙しかったですしねー。

なので全て追いついていっている人たちに比べると、
「自分はファンとしてちゃんと応援できているのだろうか?」と不安になることもありますが、
もう相対的に自分がファンかどうかを評価する必要はないと思っています。

ネットを見たら自分よりたくさん熱く応援している人たちなんてたくさんいるけれど、
七海くん自身が「この人が自分のファンでよかった」と思ってくれるような存在の一人でいられればそれでいいんじゃないかなと。

クリスマスのディナーショーは行けないので、
まずは1月の主演舞台が待ち遠しいです。

その前に「ソマリ」の放送開始の方が先かな?

あとはバースデーイベントは抽選結果待ちですね_(:3」∠)_

そうこうしているうちに、今度はあっという間に退団から一年を迎えていることでしょう。

 

「贔屓をトップにしたくて応援してるわけじゃない」「舞台に立ってくれてるだけでいいんだ」という人には怒られてしまうかも知れませんが、
僕はやっぱり「トップスター七海ひろき」の誕生を夢見ていました。

その意味で、どんな綺麗事で取り繕ったとしても、
2018年11月17日は僕にとって一つの夢が終わった瞬間でした。

けれど、その夢を見ることができたのは、他でもない七海ひろきという男役がいてくれたからです。

そして、あの日からまた新たな夢を見せてくれているのも、同じ七海ひろきという存在に他なりません。

 

去年の今ごろは想像もつかなかった活躍を見せてくれているように、
一年後にはまた今は予測もしていないような場所に立っているかも知れないお兄様。

宝塚の舞台で夢見た姿は叶わなかったものもあるけれど、
宝塚の舞台では誰も叶えられないような夢を見せてくれるかも知れないとワクワクしています。

宝塚という世界から大きな海に漕ぎ出した七海くんが見せてくれる、さらに大きく美しい夢に。

せーの!

 

いち!にっ!さん!しっ!ごー!ろく!ななみっ!(≧∀≦)ノシ

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