観劇レビュー・感想

水戸のすべてがいとをかし(七海ひろき出演「ADACHI HOUSE FESTIVAL 2019」感想)

こんばんは。

七咲ぴえるでございます。

はてさて、9月1日(日)に茨城県水戸市にあります茨城県立県民文化センター大ホール、
通称:ザ・ヒロサワ・シティ会館にて行われました「ADACHI HOUSE FESTIVAL 2019」。

七海ひろきのお兄様のファンの間では「茨城のやつ」って言えば伝わるであろうこのイベントに、
ピエールもはるばる行ってまいりました~!

いやーー、

 

水戸、遠いな。(気付くの遅い)

 

関西の方からは何となく同じ関東だから東京からもそんなに遠くないんじゃないかと思われるかも知れませんが、
東京駅からJR常磐線で25駅、実に2時間13分乗りっぱなしでようやく水戸駅に辿り着くという距離なのです(笑)。

ちなみにピエールの出身地は茨城県と同じ北関東に属する栃木県。

それをご存知の方からは、
「むしろ実家から行ったら近いんじゃないですか?」
って聞かれたりもしたんですけどね。

試しに実家の最寄り駅から乗り換え検索をしてみたところ、
3時間弱かかるという結果が出て来ました(笑)。

何でこんなに遠いかと言うと、
水戸って茨城の中でも一番海よりの右端の方にあるんですよねー。

同じ茨城でも美弥るりかさんの出身地の古河市とかは埼玉寄りなのでもっと近いんですけど、
まぁでもこれはお兄様の凱旋公演とも言えるイベントですからね。

そんなわけで、朝からしっかりギャラクティー(めかたん考案のお兄様のライブTシャツの呼称)を着て、
Amazonプライムで映画の「そして誰もいなくなった」を観ながら水戸市へ向かったピエール。

常磐線ってあんまり乗ったことが無かったので分からなかったんですが、
時間帯のせいもあるのか分かりませんが東京駅を出た時点でかなり人もまばらで。

「もしかしてこの人たちも茨城のやつに行くのかな~」とか思いながら周りの人を見ていたんですが、
途中の駅で降りる降りる(笑)。

「あ、あのマダムとかお兄様ファンっぽい気がする!」とか思っても。

松戸やら柏やら土浦やらで降りる降りる(笑)。

気付いたらピエールの乗った車両にいるのが自分だけになって。

 

そして誰もいなくなった。

 

とか思いながら、

ついに到着しました~!

 

ということで本日はそんな水戸の思い出を綴ってみたいと思います。

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「ADACHI HOUSE FESTIVAL 2019」

とりあえず今回出演された方々を振り返ってみますと(敬称略)。

安達勇人
代永翼
千葉翔也
広瀬大介

七海ひろき
新田恵海

わたくし最初このお名前を見たとき、
秒速で一億円稼ぐあの人が出演されるのかと勘違いし、
いったいお兄様は何のイベントに呼ばれたのだろうとか思ってしまいました(笑)。

いずれにせよピエールが存じ上げていたのはお兄様のみでして、
その他の出演者の皆さんはその筋では著名な方々だとは思うのですが初めて拝見する方々でした。

ピエール、最後にライブなんてものに行ったのは10年以上前ですし、
こうやって複数のアーティストが合同で行う、いわゆる「フェス」的なものもほぼ初体験だったのです。

なので果たして楽しめるかどうかとか、
お兄様はいったいどれくらい登場してくれるだろうかとか、
すべてが未知数のまま参加になったんですけどね。

それはいっしょに行った「栃木のシティーハンター」ことぽぽんたさんと、
「北関東のカワウソ」ことちぃたんさんもいっしょだったようで。

開演前にあれやこれやと話していたときに、

 

「そもそも今日って何するんですかね?歌ってくれるのかな?」

 

という何にも分かってないことが判明して大笑いしておりました(笑)。

 

で、実際に始まってみると、
まずは出演者の皆さんが全員登場して自己紹介したりちょっとしたゲームしたり。

出演者の皆さんを後ろ向かせて、
主役の安達さんの指示で客席にちょっとした変化を加えて、
どこが変わったのかを出演者に当てさせるというゲームをやったんですけどね。

客席全員、右のひじ掛けに肘を付いて斜めに座ってという指示があり(笑)。

これが不思議なもので、実際に斜めになったり戻ったりするのを見てると角度が変わったことが分かりそうですが、
最初から全員同じ角度に傾いてるとなかなか気付かないようなのです。

ところが何とお兄様、どうやら適当に言ったつもりだったらしいのですが、

 

七海「分かった、全員微妙に傾いてる!(⌒∇⌒)」

 

まさかの正解(笑)。

 

クイズはすぐ当ててはいけないというお約束を破ってしまったことによほど焦ったのか、

 

七海「ごめんなさいごめんなさいあたし当てるつもりじゃなかったのほんとごめんなさいごめんなさいごめんなさい全然当てるとかそんなつもりじゃなかったのあたしごめんなさいごめんなさいほんとそんなつもりじゃごめんなさいごめんなさい!!( ;∀;)」

 

と膝から崩れ落ちるほど慌てるお兄様でした(笑)。

あの曲たちが再び

そしてその後は各ゲストごとに登場して、
安達さんとMCを務めた芸人のニブンノゴさんたちとお話ししたりするコーナーに。

正確な順番は忘れちゃったんですが、
「七海くんいつ来るかなー(⌒∇⌒)」と思いながらドキドキしていたら何とまさかのラスト(笑)。

でも途中から気付きましたよね、
「はっは~ん、これはお兄様最後だな?( ̄∀ ̄)」と。

で、他の方は皆さん「○○さんです、どうぞ~!」って言って登場して、
ちょっとトークしてからゲームしたり歌のコーナーがあったりという流れだったのですが、
なんとお兄様のときだけは客席を全員立たせて、安達さんたちは袖にはけてから、
暗くなったステージに登場したお兄様のライブが突然始まるという展開!

先日発売されたばかりのCDから、
「START!!」「片思いの君へ」「Ambition」の3曲を歌ってくれました~!ヽ(;▽;)ノ

何が感動したかってね。

これらの曲、それぞれにイメージカラーが設定されていて、
先日のワンマンライブのときも各曲を歌っているとき、
ペンライトの色をイメージカラーに切り替えるというのがお約束になったわけですよ。

もちろんお兄様ファンでGALAXYのペンライトを持参した人たちはそれを分かってるから、
曲が始まったときに皆さんいそいそと色を切り替えますよね。

でもね、ここからがすごいんですよ。

今回は当然、お兄様のことなんて知らない、安達さんや他の出演者の皆さんのファンもたくさんいらっしゃってたわけですが、
その方々は僕等とは違うペンライトを持参されているわけです。

でも、七海ファンたちがペンライトの色を切り替えていることに気付くと、
「あー、はいはい、そういうことね(⌒∇⌒)」と悟ったのか、
それぞれの持参ペンライトの色を同じような色に変えてくれたのです( ;∀;)

わたくし、フェスって自分の興味あるアーティストの出番以外はみんなステージに見向きもせずに座ってスマホいじってるみたいなイメージだったので(今回は屋内だからスマホはもちろん電源OFFですが)、
おそらくお兄様を初めて見たんじゃないかという方々もいっしょにペンライトを振ってくれいてる、
その一体感みたいなものにただただ感動致しました( ;∀;)

なので、そのあと主役の安達さんのライブコーナーもあったのですが、
しっかりペンライトも振ったし安達さんの指示に忠実に従って振付通りにタオル振ったりお尻振ったり致しました(⌒∇⌒)

「それじゃあ皆さん、隣の人と肩を組んでください!」っていう、
コミュ障の陰キャには自害したくなるほど地獄のアレもあって震え上がっていたんですけどね。

というのも、今回はぽぽんたさんとちぃたんさんといっしょに行ったものの、
チケットはみんなそれぞれ取っていたので席もバラバラだったのです。

なのでピエールの両隣も当然ながら知らない人たち。

しかし奇しくも両サイドともにギャラクティーを着たお兄様ファンの女性たちで。

「(どうしよう……肩を組んでとか言ってるけど嫌がられるんじゃないかな……)」と怯えていたら、
なんと左右どちらも先方から笑顔で肩を組んでくださって( ;∀;)

女性が大半を占める会場でよりによって隣がピエールみたいなおじさんでさぞやアレでしたでしょうに、
お陰様で一人エア肩組みとかせずに楽しい時間を過ごすことができました( ;∀;)

本当にありがとうございました( ;∀;)

衣装も髪形も変えるお兄様

それから今回とても印象的だったことがありまして。

お兄様、最初に全員でのトークタイムに登場したときは、
前髪を下ろしているバージョンの髪形だったのです。

ピエールさん、お兄様の前髪ありバージョンがとても好きなので、
「お、今日はこっちのヘアスタイルなのねー(⌒∇⌒)」と思いながら見ていたのですが。

そのあとお兄様の歌の場面になったら、
前髪を上げたというか分けたというか、
とにかく最初とは違うヘアスタイルになって登場したのです!

それと衣装も最初はラフにパーカーを羽織っていたのがスタイリッシュな感じに変わっていたり。

他の出演者の衣装や髪形は変わっていたか忘れてしまったのですが、
宝塚だとショーの場面によって髪形を変えて来るのって当たり前みたいな感覚になりがちじゃないですか。

でもよく考えてみたら、
自分が学生時代とかに行ってたライブのアーティストとかも、
衣装はともかく髪形まで途中で変えてくることって無かった気がするんです。

そう考えると、これはお兄様に限らずですが宝塚って場面ごとに違う雰囲気を楽しめるように、
途中でわずかな時間で髪形も作り直すというすごく特別なことをしてくれてるんだなーと改めて気付いて。

それを退団後のこういった場でも同じように続けているお兄様、
本当にファンが少しでも楽しめるように考えてくれてるんだなと感じてじわ~っとなりました(*´ω`*)

聖地巡り

ちなみにそんな楽しいフェスの前に、
ぽぽちぃコンビといっしょに水戸の聖地巡りもしてまいりましたー(⌒∇⌒)

ちぃたんさんとピエールは普通に電車で水戸まで行ったんですが、
なんとぽぽんたさんは車で来て水戸駅からピエールたちを拾ってくださったのです!

当初は駅から会場までとかも歩くつもりでいたんですが、
ぽぽんたさんの車、通称「ぽぽんターボ」に乗せていただいて悠々と移動することができました。

ちなみにまず行ったのはこちら。

お兄様も表敬訪問した茨城県知事の職場・茨城県庁!

栃木県庁すら行ったこと無いのに茨城県庁デビューしてしまったよ(笑)。

その県庁の上の方から見た景色がこちら。

意外と海は遠いのね。

 

そんな県庁の25階にありますこちらのカフェをちぃたんさんが予約してくださり、
北関東3人でランチをごいっしょしました~(北関東茶 in 北関東)。

途中まで普通に「か・すい・もく」って読んでたよ(笑)。

ピエールが食べたのはこちら~。

スモークサーモンと何かの冷製パスタです~。

食レポしまーす(⌒∇⌒)

 

冷めてるけど、食べれます(⌒∇⌒)(冷製だからだよ)

こちらは県庁に置いてあった不審物「いばラッキー」というご当地キャラだそうです。

これは何でここにあったんだろう(笑)。

水戸第二高校学校

そして七海ファンにとっては最大の聖地の一つ、
こちらにももちろん行きました!

茨城県立水戸第二高等学校、略して「水戸二高」!

お兄様の母校ですよ~、学び舎ですよ~ヽ(;▽;)ノ

この両サイドにそびえる立派な大木とか、
サイズ感から言ってお兄様が通ってたときからきっとあるんですよね~。

お兄様ファンの考えることは同じなのか、
ピエールたちが着いたときにもこの門の前で記念撮影している女性グループがいて、
ピエールたちが帰るときにもまた別のグループが撮影に向かっていました(笑)。

ちなみにこちら、県内ではすごく優秀な学校として有名だそうで。

フェスでお兄様が自己紹介するときに県内の人に分かる情報を伝えるために、
「内原町出身!水戸二高出身です!」って言ってたんですけど、
どこからか「賢い~!」という声が上がってました。

わたしたち、水戸第二高校、第773期生は~(⌒∇⌒)

帰ってからちゃんと調べたところ、豊田芙雄ふゆさんという、
女子高等教育の先駆者、日本の幼稚園教育の開拓者、日本の保母第一号など様々な肩書きで呼ばれる、
とにかく日本の女子教育の発展に多大なる貢献をされた水戸出身の女性だそうで、
水戸二高の前身である水戸高等女学校でも先生をされていたんですって。

 

しかしなんかもう見るものすべてが愛おしく感じます(*´ω`*)

お兄様もこのバス停使ってたのかな~(*´ω`*)

お兄様もこの歯医者通ってたのかな~(*´ω`*)

お兄様も将来ここで年金もらうのかな~(*´ω`*)

ということで、限られた時間ではありましたが、
お兄様の故郷である茨城・水戸の空気に触れることができてとても楽しい一日でした~!

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