宝塚の雑記

朝夏まなと、ラストデイ ~まぁさまの好きなところ~

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

ということで、本日2017年11月19日。

宙組トップスター朝夏まなとさん(まぁさま)が、
とうとう宝塚を卒業される日が来てしまいました。

トップスター退団公演の千秋楽となると、
毎回たくさんのファンが押し寄せる劇場界隈。

ピエールも、7月に退団された前雪組トップスター早霧せいなさんの千秋楽の日は、
何と梅田芸術劇場で星組公演「オーム・シャンティ・オーム」を観劇後、
そのまますぐに新幹線に乗って東京に向かい、早霧さんの最後の出待ちをするという弾丸ツアーに挑みました。
(そのときの臨場感あふれる記事はこちら⇒早霧せいなさん最後の出待ちを拝見して。

 

で、本日。

早霧さんのときは夏だったし、夜はほどよく気温も下がってて良かったんですが。

11月も後半になるとめっきり寒くなって、しかも昨日の雨の後にまた気温も下がってしまい。

いくら千秋楽と言えどもこう寒いとなかなか長時間外にいるというのも大変だよね……。

ということで。

 

まぁさまの出待ちに来ておりますーーーー!!ヽ(;▽;)ノ(結局)

 

社会人になってからは千秋楽の出待ちと言えどそんなに行ってなかったんですけどね( ̄∀ ̄;)

なんでしょう、予定が入ってないとやっぱりそわそわして行ってしまいがちですよね……。

いや、正確に言うと予定が無かったというわけでもないのです。

今日が千秋楽じゃなかったら断捨裸零離くんと遊ぶつもりだったんですが、
後ろ髪を引かれる思いでシャラレリくんとは遊ばずにまぁさまの出待ちに向かった次第でして……。

だってホラ、シャラレリくんとはこれからも遊ぶ機会はありますが、
まぁさまはもう遊んでくれませんからね(´;ω;`)

ごめんよシャラレリくん……でもオレ、シャラレリもいないとダメなんだよ……(DVの予兆)。

 

と言っても本日の記事、ほとんどの部分は家を出る前に下書きして予約投稿させていただいております。

ライビュも外れたので千秋楽の感想を書くことはできませんが、
ただこれだけで終わってしまってもアレなので、
唐突ですがまぁさまの好きなところを挙げてまぁさまを贈る言葉に代えさせていただきたいなと。

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まぁさまの好きなところその①チャラい

まぁさまと言えば代名詞とも言えるのが「チャラ男」。

これまで世の中で「チャラ男」というのは悪いイメージで使われることも多かったですが、
宝塚ファンの中での「チャラ男」のイメージを、
女性に優しく、良いところをストレートに誉め、しかしチャラく言うことによって重たく受け止めさせ過ぎないという、
非常に紳士的な男性像の一つとして確立したまぁさま。

そもそも「チャラい」の語源は、中国に伝わる伝説に登場する、
悪しき龍からたくさんの女性を守った「茶羅(ちゃら)」という神に由来すると言われているそうです。

その村では昔から女性たちが龍にさらわれる事件が相次いでおり、
しかし男たちは自分の妻や恋人といった一人の女性を守ることで精一杯で、
「誰か他の女性が犠牲になってくれればうちの妻は助かる」というスタンスだったそうな。

しかし「茶羅」だけは違いました。

彼は一人の女性だけではなく、すべての女性を自分が守ろうと誓い、龍に戦いを挑みます。

やがて龍を退治してたくさんの女性の命を救った茶羅。

女性を守る神として崇められるようになった茶羅の名にちなみ、
複数の女性に愛を注ぐことのできる男性を「茶羅い(チャラい)」と呼ぶようになったものの、
その意味は現代に至るまでに「ただ単にいろんな女をとっかえひっかえしてる軽薄な男性」という意味に転じてしまったようですが、
本来は女性全てに優しい、理想の男性像として使われていた言葉なんだそうです。

 

 

 

嘘です(ごめんなさい)。

まぁさまの好きなところその②ダイナミックかつ繊細なダンス

怒られそうなので次は真面目に話します。

お芝居も歌もこなせるまぁさまですが、やっぱりダンスもまぁさまの魅力の一つ。

ピエール、ダンスについては素人なので、
専門的なことは分からないのですが(それを言ったらお芝居も歌も分からないけれど)。

ピエールが宝塚デビューしてから歴代の「ダンサー」と呼ばれていたトップスターの方々を思い返してみると、
比較的それほど長身ではない方々も多かった気がするんですよね。

当時の公式身長は分からないのですがWikiの情報を見ると、
元雪組トップスター朝海ひかるさんは167cm、元月組トップの瀬奈じゅんさんは168cm、
元雪組トップの水夏希さんは169cm、元月組トップの霧矢大夢さんは167cmと、
ピエールがダンサーとして思い浮かべるトップさんたちの中には160cm台の男役さんも多く。

想像ですが、手足が長い方がダンスも迫力あってキレイに見える反面、
長過ぎる手足を持て余して大味なダンスになってしまうこともあるのかなと。

 

ピエールの中学時代のサッカー部の同級生に、
中学3年時点で198cmくらいあった奴がいるんですよ。

他の中学の人たちにも名前が知られてるくらい有名で、
全然顔も知らないのに町を歩いてると「あれもしかして○○じゃね?」って識別されるくらいに(笑)。

で、これだけ長身だと試合でもさぞ大活躍かと思いきや。

足が長過ぎて全然機敏に動くことができず、
一歩一歩の幅は滅茶苦茶大きいのにスピードが恐ろしく遅かったのです(笑)。

彼がダンスをやったりしたら、相当奇っ怪な動きになるんだろうな~と……。

 

さすがに宝塚の男役さんに198cmはいないと思うのですが(笑)。

男役さんとしては決して長身ではない170cm弱という身長は、
ダンサーとしては手足をイメージ通りに動かせる、すごく踊りやすいラインなのかもしれないと思っていて。

もちろん湖月わたるさん(174cm)や蘭寿とむさん(170cm)、柚希礼音さん(172cm)といった、
170cm台でダンサーとして名を馳せた方々もたくさんいるんですけどね(なのでよく考えたらあんまり関係なかったかも知れない)。

やっぱりある程度手足が長い方がダンスってキレイに見えると思いますし、
小柄ながらダンサーとして人気だった方々というのは、
小柄であることを感じさせないくらいに手足の使い方を研究されていたんだろうなと思います(結論が迷子になっている)。

 

で、まぁさまの身長はいくつかと言いますと、
「おとめ」に書かれている数字は172cm。

しかしまぁさまは長身を生かしてダイナミックでありながら手足の先まで神経が通った繊細なダンスで、
音楽がほとんどない状態でも、まぁさまが踊るだけでも一場面を十分成立させてしまう、
本当に素敵なダンサーだと思います。

ということで、まぁさまはピエールの中で上記に挙げた方々と共に、
「大好きだったダンススター」のお一人としてこれからも記憶に残り続ける存在になると思います。

まぁさまの好きなところその③宙組の太陽

そしてもう一つ、まぁさまの好きなところは。

と言うかもう一つじゃ足りないんですけどね、
何と言っても繊細なお芝居も好きだし、カッコイイし、面白いし。

でも、もうそれらを全部ひっくるめて「宙組の太陽」だと思います。

トップスターというのはそれだけで眩しい存在ですが、
まぁさま率いる宙組は本当に皆さんが輝いていて。

まぁさまといっしょにいることでその魅力が開花したり、名前が世に知られたりした人がたくさんいると思うんですよね。

コンビを組んだ実咲凜音さんとのコンビももちろん大好きでしたし、
つい先日再放送されていた「Brilliant Dreams +NEXT」でも、
いろんな方々が活躍していて改めて好きになったスターもたくさんいました。

中でもあの番組で一躍人気者になったのは和希そらさんかも知れませんね。

ピエールはこの頃ちょうど宝塚離れしていた時期だったのでリアルタイムでは見ていなかったんですが、
当時は結構下級生だったそら君が毎回レギュラーとして登場してレポーター的な役割を務めたことで、
その認知度も一気に高まったそうですし(うちの姉もこれでそら君を知ったと言ってました)。

あれ見てると改めてそら君好きになりますよね……。

 

そして同じく「ブリネク」に出演していたのが、
当時はまだ宙組生だった我らが「北関東の恋人」こと七海ひろきさん。

ピエールの母が、最初に七海くんが気になり始めたのがまさにこの「ブリネク」だったそうです。

うちの母、かなりの汗っかきなんですが、
このときの七海くんを見て「この人すごい汗っかき~!気持ち分かるぅ~!」と一気に興味が沸いたそうです(笑)。

本当にシャワー浴びたみたいなすごい汗かいてましたもんね(//∀//)

そう考えると、母と七海くんを引き合わせくれたのもまぁさま、
その母から七海くんを勧められたピエールと引き合わせてくれたのもまたまぁさまと言えるのであって。

たぶんまぁさまが宙組を、宝塚を照らし出した時間は、
まぁさま自身の姿だけでなく、まぁさまを見送るいろんな方々の中にも残っているんだろうなと思います。

 

トップスターというのは間違いなく組の中で一番に輝く存在ですが、
「自分さえ輝ければいい、みんな自分のことが見たいんだから」というナルシストが行き過ぎてしまう人だったら、
たぶん組子もファンも付いて来ないですよね。

昔、河村隆一さんが「陰があるから光るんですよ」っていうキザな名言を放っていたことがあって。
(たぶん表舞台の華やかさの裏で地道に楽曲作りとかしていることについて話してたんだと思います)

この世がもともと眩しい光で満たされている世界だったら、
輝いている人にも気付かないんですよね。

誰かが輝くのは、その陰で日の目は浴びずに支えるたくさんの人がいるから。

まぁさまは、そんな日陰の存在も気にかけてくれる人だったんじゃないかと思います。

だから、自分のブリネクでまだ知られていない組子たちの魅力を引き出せるようにしてくれたんじゃないかと。

しかもまぁさまがすごいところは、
「みんなに出番上げるからね~!みんなに活躍させてあげるからね~!皆さんこの子たちのことにも注目してくださいね~!」
みたいな押しつけがましい態度は一切見せず、
「私も組替えしてきていろんな宙組生のことをもっと知りたかったから~(⌒∇⌒)」って感じで、
すごく自然な雰囲気の中でいつの間にか隣にいる他の人の魅力にも気付かされてるというところで。

 

僕は底抜けに明るい人というのが苦手で(宝塚でという意味ではなく周りの人も含めて)。

なぜかと言うと、単純にテンションに付いていけずに疲れるからというのもあるんですが(笑)。

ポジティブの押し売りみたいのをされるのが苦手なんですよね。

でも、まぁさまという太陽の明るさはそういう押し付けがましい明るさではなく、
日陰でうずくまっている人をそっと優しく照らしてくれるような明るさだった気がします。

 

そんなまぁさまが、こんなに早く宝塚を去って行ってしまうのは、ただただ淋しいですが。

まぁさまという太陽が照らし出す宙組が大好きでした。

だから、まぁさまが築き上げた宙組を、これからも応援していきたいと思っております。

太陽のようなまぁさま、本当にありがとうございました!(≧∀≦)ノシ

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