観劇レビュー・感想

もはや人間向きではない(「シトラスの風」感想その2)

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

ということで本日は、既に千秋楽も迎えてしまった後で恐縮ではございますが、
宙組新トップコンビ真風涼帆さんと星風まどかさんの大劇場お披露目公演、
「シトラスの風-Sunrise-」の感想の続きを書かせていただきます。

前回は宙組生として大劇場デビューとなった芹香斗亜さんを中心に書かせていただいたので、
今回はまた別の方々について書かせていただこうかなと。

まず、今回の公演で退団された星条海斗さん。

これまで宙組にはあまり縁の無かった星条さんではありますが、
宙組生と並んでも引けを取らない長身と、
個性的でありながら昔ながらの男役像も愛する星条さんの存在は、
現代的と言われる宙組にすごく大事なものを残してくれた気がします。
(あとインスタ始めるスピードにビビりました)

ただ、退団公演ということでそれなりに見せ場を作ってもらえているとは思ったんですが、
どうしても残念に思ったことがありまして。

最後だからこそ、男役の群舞には星条さんも入れて欲しかったな……と。

当たり前ですが退団したらもう男役は見られないですし、
ああいう群舞が見られるのもこれが最後じゃないですか。

「明日へのエナジー」にも登場していない星条さんは、
その直後の場面で銀橋ソロがありまして、
これが星条さんへの餞の一つだと思うのですが。

あの曲、すごくムーディーなので、
下級生とかが歌ってたら「明日へのエナジー」の盛り上がりの直後でかなり間延びした感じになってしまうと思うんですが、
それをしっかり締めて歌えるのは星条さんクラスの上級生ならではでさすがだな~と思いました。

でも、宙組生の多くが登場して盛り上がる「明日へのエナジー」の後に、
星条さん一人きりの銀橋ソロっていうのが何とも孤独に見えてしまったんですよね。
(敢えて最後の公演で完全ソロの場面という計らいなのかも知れませんが)

プロローグで宙組トップ3と並べて4人にするなら、
そこは宙組のピラミッドによる形式美を優先してむしろ群舞の方に出してあげてとか。

「明日へのエナジー」の直後にソロの場面を作るなら、
もう少しあの高揚感に続く場面として繋がりやすい雰囲気にしてあげてとか。

あくまで自分の感性での話なんですが「餞の上げ方」にちょっとちぐはぐ感があって、
星条さんが出演する最後のショーとしての使い方にちょっともったいなさを感じてしまいました。

 

あと、群舞と言えば組長の寿つかささん(すっしぃ)がいなかったのも残念だったなぁ……。

言うまでもなくすっしぃさんは副組長の美風舞良さんと共に、
宙組発足メンバーで現役で宙組に残っているレジェンド的存在で。
(他組では花組組長の高翔みず希さんも初代宙組メンバーですね)

「Mr. Bojangles」という、すっしぃさんが伝説のダンサーを演じる場面がありますが、
それはそれとしてまだ伝説に消えてしまう人じゃないでしょう!バリバリ現役でしょう!っていう、
すっしぃさんが群舞にいないことに対する言い知れぬもどかしさが、あったり、なかったり、あったり、あったり……。
(この場面自体は好きです)

すっしぃさんと言えばピエールの宝塚初観劇作品「傭兵ピエール」でピエールの生き別れのお父さんを演じていた方であり、
もはやワタクシのお父さんと言っても過言ではない方(過言かな?)。

なのでこれからもすっしぃパパにはバリバリ踊っていただきたいなと思っておりますヾ(〃^∇^)ノ

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ショーでも大活躍のまいあん

はい、そしてショーでも忘れてはならぬのが。

 

まーいあーーーーーーん!!!!(・∀・)

 

現在ピエールが宙組で一推ししている娘役さん、
華妃まいあさんでございます!

お芝居の方ではナキアの少女時代という重要な役で、
出番が多いわけではないけれど舞台上の一人での歌のソロがあったりして大活躍のまいあん。

ピエール、先日からスカイステージで放送されております、
「王妃の館/VIVA FESTA!」を観てまいあんの姿を捜していたんですけどね。

これがびっくりするくらいなかなか見つけられなくて(´・ω・`)

やっぱりスカステとかDVDとかだと、メインの方が中心で、
下級生までなかなか映るのはたまたまいいポジションにいないと難しいですからねぇ。

なので、2回目の観劇となった今回、
とにかくまいあんの姿を捜してやろう!と思ったのです。

トップコンビやとあちゃんやひかるちゃんを中心とした他の方も見たいけど、
きっとこの辺りはスカステとかでもたくさん映ってるはず!と断腸の思いで。

ピエール、実は目が二つしか無いんですよ。

宙組はとあちゃん・ひかるちゃん・まいあんと激推しジェンヌがひしめき合っているので、
本当に目が全然足りなくて。

でもよく考えたら、人間の目ってそもそも二つしか無いじゃないですか!Σヾ( ̄0 ̄;ノ(茶番)

ということは、もはや宝塚って人間向きじゃないんだなというすごい結論に辿り着きました(笑)。

 

で、そんなまいあんですが、ショーでもそこかしこですごくいいところにいるのですよ!

まずプロローグでまいあんの姿を探そうと思ったら、
なんと幕開きでいきなり後ろの階段の一番下の段にいるんですけどね。

この階段って、上級生だったり、あるいは新公ヒロイン経験者の遥羽ららさんや天彩峰里さんだったり、
ある程度有名どころの方々しか乗っていない場所なんですが、
その一番下の段の一番左に、何とまいあんが立っているのです!

でね、まいあんの何が素晴らしいって、あのしなやかな体のライン!

スタイルが良くてスラっとしていて、
手足が長いけれどそれを持て余すこともなくすごく綺麗なラインを作っているのです。

特に手というか腕の動きがすごくしなやかで、
これが岡田先生のロマンチックレビューの優雅な雰囲気にすごく合うんですよね~。

 

あと「明日へのエナジー」ではダンスメンバーに入っていて、
ひかるちゃんと同じインナーが黄色の衣装を着て踊っておりました!

何となく下級生はコーラスチームかなと思っていたので、
まいあんを発見したときに「まいあん!学ラン着とる!」とびっくりしてしまいました(≧∀≦)

基本的に歌の上手な方はコーラスチーム、
ダンスが得意な方はダンスチームという感じだとは思うのですが、
ピエールは思いましたね。

 

まいあん、どっちもイケるよ(・∀・)

 

これはますます今後に期待が高まりますな……!

どうか次回こそ新公初ヒロインが来ますように……!

そしてあわよくば本公演ではひかるちゃんの恋人役とか来ちゃったりしますように……!

役名は「マルコ」と「マルタ」とか殺風景なやつじゃなくて「アドリアーノ」と「パトリシア」みたいにオシャンティーネな名前でありますように……!

生粋の宙男・愛月ひかる

そしてやはり忘れてはならぬのが、そんな愛月ひかるさん。

 

ひーかーるちゃん!ひーかーるちゃん!(≧∀≦)

 

ご存知の通り、「シトラスの風」は宙組発足時に上演された最初のショー作品。

初代トップスター姿月あさとさんを中心に、
和央ようかさん、湖月わたるさんといった男役さんたちの作る壮大なピラミッド無くして語れない作品だったと思います。

「○組ファン」という方からすると組替えって否定的な方が多いとは思うのですが、
僕は組替えを機に扱いが悪くなったりさえしなければむしろ容認派で。

組替えを機に殻を破って新たな魅力が開花したスターをたくさん見てきたので、
もし同じ組にずっといることで「守られている」ような印象になっているのはむしろもったいないなと思っているんです。

なので、決して「生え抜き主義」ではないのですが、
そうは言っても真風くん、とあちゃんが他組から組替えして宙組生となったのに対し、
ひかるちゃんは今の宙組トップ3のピラミッドを形成する中で唯一の生え抜き宙組生。

というかそもそも、宙組が誕生してからこれまで生え抜きの男役トップが生まれていない中で、
トップはおろか今のひかるちゃんのポジションまでたどり着いた人がどれだけいただろうかというほどに貴重な存在で。
(トップ以外の番手って曖昧なポジションなので、一人もいなかったという訳ではないけれど)

今の宝塚で激推ししている男役さんの一人であるひかるちゃんが、
生え抜きの宙組生として、宙組の中心メンバーとして「シトラス」を作り上げているのがすごく感慨深かったです。

 

でもですね、同期のとあちゃんの絶対的2番手感のある扱いに対して、
ひかるちゃんの扱いにはちょっと物足りなさを感じてしまったと言いますか。

特に衣装について姉と話していたんですが、
群舞のひかるちゃんの衣装とか、他の男役さんたちとパッと見まったく同じで。

前トップスターの朝夏まなとさん(まぁさま)の時代から3番手として宙組を支えてきたひかるちゃんを、
もう少し良きに計らっていただいてもバチは当たらないのではないかと……。

わたくし、3番手くらいまでガチっと盤石になった組の方が安心して楽しめるタイプでして。
(もちろん爆上げとか学年の逆転とかしないでちゃんと学年順にピラミッドを固めた状態が好き)

でも最近って結構どこの組も爆上げだったり学年と番手を逆転させてしまったりが普通になっていて、
何だか舞台上意外のことにモヤモヤしてしまうことが多くなってしまっているのがすごく淋しいのです。

なので、まぁさまトップ時代に真風くんとひかるちゃんがピラミッドを形成してるのを見るが大好きだったのですが、
今回のひかるちゃんの扱いを見てるとどうにもこうにもモゾモゾしてしまいましてですね……。

まぁ、この辺は次回の公演にも期待したいと思います!

 

ちなみにピエールが特に好きだったひかるちゃんは主にプロローグなんですが、
テニスでネット際のボールを相手陣地に落とすために「振りかぶらなくていいの!ラケットを構えて当てるだけ!」みたいに教える感じで右手を構える動きと、
脇を軽く締めてツイストするみたいに体をフリフリする動きと、
横を向いてこっそりガッツポーズするみたいにグイッグイッグイッってする動きです(伝われ)。

あ、それと片足を高々と上げて下ろし様に頭をクイってする動きも好きです。

ピエール、羽山紀代美先生の振付が大好きで、
このクラシカルな振付は永遠に受け継がれていって欲しいなと願っておりまして。

僕はダンスの知識とか何も無いので上手いとか下手とかあんまり分からないんですが、
ひかるちゃんはそんな「羽山節」をすごく羽山節らしくキレイに踊る男役さんだな~とも思いました。

 

しかしやっぱりロマンチックレビューは良いですね~。

でもそれも決してロマンチックレビューが他より秀でてるとか単純な話ではなくて、
特に今年に入ってからは若手の先生の斬新なショーとかがあった流れでの原点回帰の「シトラスの風」、
というのがまたそれぞれの良さを感じさせるのだろうなと。

これからも岡田先生にはまだまだ活躍していただいて、
「宝塚レビューここにあり!」というのを魅せ続けて欲しいなと思っております!

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