宝塚の雑記

「異人たちのルネサンス」先行画像と天真みちるさん退団と「MESSIAH」配役発表。

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

ということで本日はいろいろありましたがまずは平和な話題の方を先にさせていただこうかなと……。

次回の宙組公演「異人たちのルネサンス-ダ・ヴィンチが描いた記憶-」の先行画像が公開されました!

真風涼帆さんと星風まどかさんコンビにとって2作目となる大劇場公演ですね。

レオナルド・ダ・ヴィンチに扮した真風くん。

また一人、宝塚によって美しくデフォルメされた偉人が誕生致しました(笑)(//∀//)

だってダヴィンチと言ったら頭ツルツル髭モジャモジャの、
これ上下逆だったら良かったのにねっていうルックスのイメージじゃないですか(失礼)。

しかし真風くんのダヴィンチは当然ながら髪はフサフサの金髪!

思えば前トップスター朝夏まなとさんも大劇場2作目の「Shakespeare」にて、
トップつるつるサイドふさふさのアンバランスヘアのシェイクスピアを美しくデフォルメしてくれましたが、
宙組トップスターはお披露目で古代エジプト近辺に行ってから2作目で偉人を美形化するという流れがお家芸になってきてますね(≧∀≦)

一方、ダヴィンチの幼馴染カテリーナ役の星風さんの方は、
現在公演中の「天は赤い河のほとり」のユーリと打って変わって大人っぽい表情!

本来であればまだ新公学年真っただ中の星風さんですが、
2作目ではまたこれまでとは違った雰囲気を見せてくれる役になりそうです!

そしてこの大人っぽい雰囲気の女性、気が早いですが新人公演は今度こそあの人に……!
という期待が嫌が応にも膨らんでしまいます……!

しかし今の段階であまり語りすぎるのも野暮かも知れないので、
その辺りは現在電車の中で月末のデータ制限によってネットから遮断されているという噂のぽぽんたさんに委ねたいと思います( ^ω^ )

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天真みちるさん退団発表

そして本日は花組大劇場公演「MESSIAH-異聞・天草四郎-/BEAUTIFUL GARDEN -百花繚乱-」の集合日。

早いもので明日海りおさんと仙名彩世さんコンビになって3作目、
明日海さん単体では8作目となる大劇場公演ですね。

そんな今回の公演で、以下の方々が退団されることが発表になりました(敬称略)。

天真みちる(92期)
新菜かほ(94期)
桜舞しおん(96期)

やはり一番衝撃だったのは天真さんですよね……。

タンバリン芸人キャラで一躍有名になり、
各作品で個性的なキャラクターを演じて唯一無二の存在感を放っていた天真さん。

間違いなく将来は専科に行って末永く活躍される方だと思っていたので、
こんなに早く退団されるとは全く思っていませんでした。

花組はこの後の別箱公演が3チームに分かれることが発表されているため、
おそらく今回は主要キャスト級の方の退団は無いだろうと思っていたのですが、
天真さんのようにいろんな個性的な役で活躍できる人はどの公演でも欲しがるだろうな~と思っていた中での退団発表……。

ご本人の選んだ道だとは思いますが、
やはりこれだけ存在感と個性のある方がこんなに早く退団してしまうのは惜しいですね……(>_<)

最後の公演でも、今までの集大成となるような姿を見せてくれることを願っております。

「MESSIAH」配役発表

そしてお芝居の「MESSIAH-異聞・天草四郎-」の配役も発表になりました。

新作オリジナル作品なので役の比重などは分かりませんが、
とりあえず主要キャストと思われそうなところをまとめてみたいと思います。

どーーん!

配役 出演者
天草四郎時貞 明日海りお
流雨 仙名彩世
山田右衛門作 柚香光
益田甚兵衛 一樹千尋
森宗意軒 高翔みず希
つる 花野じゅりあ
渡辺小左衛門 瀬戸かずや
田中宗甫 天真みちる
松倉勝家 鳳月杏
桜咲彩花
松平信綱 水美舞斗
城妃美伶
弥一 音くり寿
小平 華優希

まず明日海さんがタイトルロールでもある主人公の天草四郎時貞、
仙名さんがヒロインの流雨、
そして「ビジュアル・モンスター」こと柚香光さんが山田右衛門作というところまで既に発表になっていました。

この山田右衛門作がどんな人物かについては一部配役発表の際にちょっと調べたのでそちらを参照していただくとして。

今回発表になった中から、まず四郎たちと仲間の一揆軍の人物から見てみますと。

専科の一樹千尋さんの益田甚兵衛(またの名を益田好次)は、
史実では四郎の父親とされている人物(すなわち四郎の本名は益田四郎)。

しかし今回の作品では公演解説に、
「自らの過去を多く語ろうとしないその男は、キリシタン大名として知られた小西行長の遺臣によって拾われ、四郎と名づけられた」
と書かれているので、四郎は甚兵衛の実の子どもではなく益田家の養子になった的な設定となりそうですよね。

四郎をWikipediaで調べると家族の名前がいくつか出て来るのですが、
おそらく副組長の花野じゅりあさん演じる「つる」と桜咲彩花さん演じる「福」がお姉さん、
それから「万」という妹がいたという記述もあるのですが、
舞空瞳さんの「萬」がこの妹に当たるのかな~と。

いずれにしても四郎が甚兵衛の実の子でないとなると、
これらの家族も四郎と血の繋がりは無いという設定で描かれるのかも知れませんね。

ちなみに瀬戸かずやさん演じる渡辺小左衛門も一揆軍の参謀的存在だったそうですが、
桜咲さん演じる福が瀬戸さんの妻のようです。

で、Wikiにはほとんど渡辺小左衛門についての情報が書かれていないのですが、
そんな中でも気になったのが彼の子どもの「瀬戸小平」という名前。

我らが「オハナちゃん」こと華優希さんが「小平」という役名なので、
オハナちゃんは瀬戸さんと桜咲さんの子どもということでしょうか!?

それはそれとして「瀬戸小平」って!

瀬戸さんの子どもの名前が「瀬戸小平」って!

本人は渡辺なのに子どもが「瀬戸」ってどういうこと!?

あと「小平」って何て読むの?「こへい」?「しょうへい」?「こだいら」?「こがねい」?「こくぶんじ」?「ひがしくるめ」?

といろいろ疑問は尽きませんがとりあえず人物相関図の公開が楽しみでございます(* ̄∀ ̄*)

 

それから組長の高翔みず希さん演じる森宗意軒もり・そういけんも一揆軍の主要人物の一人。

もともとは小西行長に奉公に出ていた人物で、
豊臣秀吉による朝鮮出兵の際に行長の荷物を運ぶ船頭として朝鮮に向かうも途中で船が難破してしまい。

そこを助けてくれた南蛮船に乗って南蛮に行き、オランダや中国なども巡って日本に帰って来た後、
あの真田幸村の軍について大坂の陣を戦って敗退し、天草島へ逃げ延びたという人物だそうです。
(ちなみに恥ずかしながらついさっきまで「南蛮」ってポルトガルのことだと思っていたピエール)

実質的には一揆軍において四郎に次ぐナンバー2の力を持った人物とも言われているようで、
なんかとにかくすごい人っぽいなと。

ちなみにピエールはまったく見たこと無かったのですが、
山田風太郎さん原作の「魔界転生」という小説?があるそうで。

この「魔界転生」は様々な偉人たちが「魔界転生」という忍術によって蘇り、
主人公の柳生十兵衛と戦わせられるという、これだけ聞くとラノベみたいにも聞こえますがすごい大人気の作品らしく。

その中でこの忍術・魔界転生を操って世界征服を企てたのがこの森宗意軒だそうで、
なので「魔界転生」を知っている人にとってはとんでもない悪者のイメージもあるみたいですね。

鳳月杏さんが極悪人

一方、一揆軍と対立する幕府軍の顔ぶれを見てみますと。

水美舞斗さん演じる老中・松平信綱は一揆の鎮圧のための幕府軍の総大将となった人物。

もとは板倉重昌という人物が一揆の鎮圧に派遣されていたそうですが、
しかし数ヶ月経っても重昌は一揆軍を鎮圧することができず。

業を煮やした幕府は重昌に代わって信綱を一揆鎮圧に向かわせたたようです。

 

そして鳳月杏さん演じる松倉勝家。

いや~、こいつはすごいですよ~、ゲスいですよ~。

帰りの電車で調べながらガチで引いちゃいましたからね~( ̄∀ ̄;)

肥前島原藩の2代目藩主だった人物だそうですが、
これがまたすごい悪政を敷いていたようで。

とにかく過酷な年貢を領民たちに強いていたらしいのですが、
まぁそれはこの時代の藩主にはよくありそうなことですよね。

しかしこの勝家、年貢を納められない農民たちの妻や娘を人質に取るようになったそうなのですが、
恐ろしいのがここからでして。

何とその人質の女子供に藁蓑を着せて火を付けて、
悲鳴を上げてもがき苦しみながら死んでいく様を「蓑踊り」と呼んで楽しんでいたという。

 

ドン引き( ̄∀ ̄;)

 

焼かれたい男ナンバーワン(当社調べ)の異名を誇るムケーシュ様だってそこまでしませんよ!?(゚∇゚;)

その村の庄屋の妻は妊娠した状態で人質に取られ、
出産間近にもかかわらず裸で冷たい水牢に放り込まれたそうで。

妻は6日間も苦しんだ挙句に水中で出産した子どもと共に死んでしまい、
ついに農民たちの怒りも爆発して蜂起することに。

これが島原の乱の勃発のきっかけになったんだそうです。

 

どう考えてもお前が悪い。

 

ちなみに鳳月さんと同期の天真さんの演じる田中宗甫は、
そんな極悪人・勝家の配下でキリシタン弾圧を行っていた代官だそうで。

悪役同志とは言え、最後の公演で同期の鳳月さんと密接に関わる役が見られそうですね(´;ω;`)
(でも天真さんのラストは天真さんらしく明るくハッピーな役が見たかったという気持ちもあったりします……)

 

なお、島原の乱が鎮圧されたのち、
鳳月さん演じる勝家は乱勃発のきっかけとなった責任を激しく問われたようで(そりゃそうだ)。

幕府の怒りは相当なものだったらしく、
通常どんな罪であろうと大名は名誉のために自ら切腹するのが慣例だったにもかかわらず、
勝家に関しては切腹すら許されずに斬首刑に処されたんだとか。

これは江戸時代において後にも先にも松倉勝家ただ一人のことだったそうです。

鳳月さんがここまでの悪役を演じたのをあまり見た記憶が無いというか、
悪役だとしてもどちらかと言うと寡黙で冷静な悪というイメージだったのですが。

しかし今回はどちらかと言うと激情型の悪役が見られそうで、
そんな悪役を鳳月さんが演じるとなるとゾクゾクするほど期待が高まりますね……!

 

ということでとりあえず本日予習できたのはこんな感じでございますが。

花組はこれからいろいろと動き出しそうな予感を感じずにいられない時期の重要な作品。

ショーの「BEAUTIFUL GARDEN」と共にどちらも素晴らしい作品になりますように!

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