観劇レビュー・感想

花言葉は「希望」(「SUPER VOYAGER!」感想)

ほ~ぷ、お~しゃん、うぃ~んど、びっぐでぃっぱ~!

 

すーぱーぼいじゃ~!

 

すーぱーぼいじゃ~!

 

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

ピエール、この主題歌の冒頭が「Hope, Ocean, Wind, Big dipper」って言ってるのを観劇終わってから知りまして(笑)。

ずっと「何言ってるのかな~」と思ってたので後で歌詞を見たとき「おおっ!」って何か感動しました。

ちなみにピエール、本日は岡山が生んだスーパーアイドルのガードに入っているため、
この記事はおなじみ予約投稿させていただいております。

昼間から出かけてしまっているので、
何か発表になっていた場合はまた後日触れさせていただきますのでご了承くださいませm(_ _)m

 

ということで、雪組新トップコンビ望海風斗さん(だいもん)と真彩希帆さんの大劇場お披露目公演。

愛希れいかさんの退団発表などで騒然としていてお芝居の感想から間が空いてしまいましたが、
ようやくショーの「SUPER VOYAGER!」の感想を書かせていただきたいと思います。

と、その前にお芝居の「ひかりふる路」の感想のときに書こうと思って忘れていたのですが、
後になってからこのときのチケットを確認したら。

15列64番。

1564。

ひと・ご・ろ・し。

ロベスピエールが「人殺し」と呼ばれているシーンがあった気がしたので不吉な縁を感じて怖くなってしまいました( ;∀;)

 

そんなこんなでショーのお話へ。

とりあえずピエールは雪組公演を観るときは星南のぞみさん(ノゾミーナ)を探しがちなんですけどね( ̄∀ ̄)

だってほら、トップさんや各場面のメインの方々は、
DVDとかスカイステージの放送とかでちゃんと映ってるけど、
下級生の娘役さんってアップになるのはおろかそもそもアングルに収まっていないことの方が普通じゃないですか。

たまたまメインの人の後ろとかにいたら映り込んでるくらいで……。

なので生観劇のときは、もう2度と見られないかも知れないその瞬間のノゾミーナを見ておきたいなと……。

 

プロローグでは向かって左端の方にいるのを発見し、
腕を交互に上げて歩くような仕草の振りをするのがいきなり悶えるほどに可愛くて。

もうこの時点でピエールは、

 

ふーさーーーーーーん!!!!( ;∀;)

 

じゃなくて、

 

ノッゾミーナ~~~~!!(≧∀≦)

 

って叫びそうな勢いで( ̄∀ ̄)

実際この可愛さを共有するためにふーさんの名前も叫びたい気分でした(笑)。

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恥ずかしい歌詞

いきなりですがプロローグで歌われる主題歌の歌詞。

恥ずかしくて聞いてられないという噂は聞いてましたが、
「いやいや、こちとら宝塚15年くらい見ていろんなクサい台詞聞いてるんだから今さら恥ずかしいとかそんな( ̄∀ ̄)ノシ」
って高を括ってましてね。

そんなこんなでショーが始まっておよそ5分後。

 

恥ずかしい(//∀//)

 

あれ……さすがに……30代男性のピエールには……無理です……(笑)(//∀//)ハズカチイ

だってね。

「ギュって温めてやる」とか。

「マウス・トゥ・マウス」とか。

「腰GUI GUI GUI」とか。

「壁DON DON DON」とか。

 

もう許してください隣に肉親がいるんですぅぅぅぅ!!!!( ;∀;)

 

ってなりました(笑)。

と言いつつ、「GUI・GUI・GUI」ってところで腰をグイグイするノゾミーナは可愛かったな……(* ̄∀ ̄*)

あと「トワキン・スカイウォーカー」こと永久輝せあさんと朝月希和さんといっしょにノゾミーナが歌うパートで、
「二人でナイショのデート」的な歌詞があったと思うんですが。

三人で歌ってるのに「二人のデート」ってどういうこっちゃと思いながら見ておりました(笑)(//∀//)

それとプロローグで「魔弾の射手ウィンク・スナイパー」こと彩凪翔さんが銀橋で歌い切った後でウィンクする場面では、
何とか翔くんのウィンクに被弾したいと思っていたのですが。

しかしさすがに2階B席にいるピエールのところに向かってはなかなかウィンクしてもらうことはできず、
自分よりかなり下の方の席の人に向かって翔くんのウィンクは飛んでいて。

何とかしてそれを受け取ろうと1階席に飛び降りたい気分でございました(笑)。

 

それからご存知の通りプロローグではポンポンを振る客席参加型の演出があり。

2階B席の定位置を守るガスパール家はポンポンは買わずに心のポンポンを振っていたのですが、
2階席もかなりたくさんの方がポンポン振ってらっしゃいました。

BSで観たときも客席一面が青いポンポンで埋め尽くされてまさに海のようになっていて、
大きな海が新トップコンビを祝福して輝いているようでしたよね~。

やっぱりこれは「客席参加型」ではなく「だいもん祝福型」もしくは「だいきほ祝福型」はたまた「新生雪組祝福型」って呼び方にしていいと思うんだけどな~(笑)。

スノードロップの花言葉

節目節目で登場する仙人のようなキャラクターに扮した4名のベテラン勢の方々。

最初観たときは気付かなくて、「藤井大介先生のショーに出て来そうだな~」と何となく見ていただけだったのですが。

良く見ると手に持っている杖のようなものは、
それぞれ「望」「海」「風」「斗」をモチーフにしたものになっているではありませんか!

イカリは「海」、風車は「風」、北斗七星を模った杖が「斗」まではすぐ分かったのですが、
組長の梨花ますみさんが持っていた花のようなものだけが最初は分からず。

で、Twitterで見かけて知ったのですが、
あれはスノードロップという花だそうで。

その花言葉が「希望」なのですね!

なるほど~、「雪」にも「希望」にもかかってるとは!

種類によっては「ユキノハナ」っていう和名のスノードロップもあった気がします。

ちなみにピエールは「スノードロップ」というとラルクアンシエルの「snow drop」を思い出します(笑)。

たしか高校時代にリリースされた曲で、
カラオケに行くとラルクの曲は奪い合いだったんですよね~。

でも「snow drop」はAメロが低音すぎて誰もちゃんと歌えてなかった思い出があります(笑)。

誰も興味無いと思いますがラルクの曲でピエールがよく歌っていたのは「winterfall」「DIVE TO BLUE」「the Forth Avenue Cafe」「Lies and Truth」あたりでございます。

でもここ10年くらいの曲は全然分かりません(笑)。

海の見える街

ピエールがこのショーですごく印象的だった場面がどこかと言いますと、
彩風咲奈さんが中心となって踊る「海の見える街」の場面。

だいもんのために作られたこのショーはだいもんの魅力がいかんなく発揮されてる作品だと思うんですが、
この場面はさきちゃん史上最大級にさきちゃんの魅力が引き出されている気がするんです。

雪組の男役さんは決して大柄ではない方も多いと思うんですが、
その中でさきちゃんの長身と長い脚はすごい際立っていますよね。

そしてこの場面、「5分間踊り続ける」っていう事前情報を聞いていましたが、
単純に5分ずっとあれだけ踊り続けることもすごいと思うんですけどね。

それ以上に、5分間ダンスだけで場をもたせる力もすごいと思いません!?

ピエールには過去のスターさんたちの中で、
「ダンスだけで一場面を埋められるスター」として思い入れのある方が何人かいらっしゃいまして。

一番最近だとそれが朝夏まなとさん(まぁさま)でした。

歌も無く、音楽や舞台装置も派手なものではない場面で、
その人のダンスだけで一つの名場面が作れてしまうダンサー。

他にもたくさんいらっしゃるのですが宝塚ファン初期の頃を思い出すと、
湖月わたるさん、朝海ひかるさん、瀬奈じゅんさんといった方々のダンスが特に大好きでした。

この「海の見える街」ではさきちゃん一人の場面ではないので、ちょっとまた異なるのですが。

でも今回のこの場面で踊るさきちゃんの姿を見て、
いつかさきちゃんがトップになったとき、
まぁさまたちのことを思い出す日が来るかも知れない……と考えて何だかすごく心が震えました。

 

他にも印象的な場面はいろいろあるんですが、
終盤の「アンダルシアに憧れて」の男役群舞の場面。

「ダークなスーツに着替えて~」って歌ってるだいもんが、
黄色地に薔薇柄のシャツで全然ダークなスーツじゃないギャップにウケました(笑)(//∀//)

あの衣装はもうちょっとシンプルでそれこそダークなスーツとかの方が良かったな~と個人的には思いました。

でも曲と振付とかは超カッコ良かったです(≧∀≦)

 

あとパレードは男役さんのソロで降りてくる人がたくさんいた一方で、
娘役さんでセンター降りする人が一人もいなかったのがちょっと淋しかったです。

雪組はトワキンまで既に一人降りの常連になっているのですごい層の厚さを感じるんですが、
その分なかなかトリオとかでも娘役さんが入る余地が無いのがジレンマですね(>_<)

 

それから何気に好きだったのが、
「鎌倉の妖精」こと朝美絢さんが銀橋で歌う「恋と~呼~ぶ~~」っていう歌で。

あの曲ってすごくアップテンポってわけじゃないので、
あんまり歌が得意じゃなかったり滑舌が悪かったりすると何かもにゃもにゃした気怠い歌になってしまいそうな気がするんですが、
朝美ちゃんはすごいカッコよく歌いこなしていてやっぱり歌上手なんだな~と思いました。

 

ということでお披露目から飛ばし過ぎて「次のショー大丈夫!?」って心配になるくらい濃厚なショーでした(//∀//)

でもお披露目らしい勢いのあるフレッシュなショーだと思います。

やっぱりお披露目公演って特別ですもんね~。

ピエールは早々にマイ楽を終えてしまいましたが、
これからご観劇の方はポンポン(もしくは心のポンポン)を振りながらお楽しみくださいませヾ(* ̄∀ ̄*)ノ

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